データ復旧事例

【TVで紹介】神戸三宮ラボ事例：修理窓口では時間が掛かると言われたTeraStation(テラステーション)を特急で復旧成功！（ポートアイランド医療関連企業様)

投稿日：2024.03.08 更新日：2024.03.08

メーカー：バッファロー
型番：TS3420DN1204
症状：停電後、TeraStation(テラステーション)にアクセスできない。
障害：論理障害＆RAID障害
期間：24時間

※オプション料金別

お客様より:TeraStationがあるのは三宮近くの研究施設で持ち出し不可

お客様より入電があり、まず非常にお急ぎであることを伺いました。ご利用になっているTeraStation(テラステーション)が研究施設内にあるとの事です。重要な情報が入っている事から施設外への持ち出しには手続きが必要で、その決済には2～３日かかるとの事でした。メーカーに出張対応を確認しましたが出張対応は出来ず郵送での受付と復旧完了に2~3週間は少なくともかかると伝えられたそうです。その為施設近隣で出張対応可能な業者をお探しになられて当店に連絡したとの事でした。TeraStationの障害状況によってはクリーンルームなどの環境下でないと作業が出来ない場合もありますが神戸三宮ラボからすぐの場所で来たので出張での無料診断をご案内し、現地で状況確認した上でご案内させて頂く旨をお伝えした所、了承頂きましたのでお客様のところへ向かいます。

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データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断結果:現地対応が可能であると判断　

修理窓口では時間が掛かると判断されたTeraStation(テラステーション)が設置されている研究施設へは三宮からポートライナーで15分程度で移動する事が出来ました。ご担当者さまにご案内頂きTeraStationを確認させて頂きます。データ復旧専用機器に取り出した内蔵ハードディスクを接続し診断を行います。専用機器で確認した所、物理的なダメージは確認できませんでした。停電時に突然停止してしまった為、その際にRAID崩壊を起こしたのではないかと思います。その次にRAID解析を行う事をご案内致しました。TeraStation(テラステーション)から取り外したハードディスクを順番に専用機器へ取り付けます。そして解析を行うとRAID6構成であることが分かりました。専用機器上では保存されているデータのフォルダ構成も確認できました。

復旧作業にチャレンジです

TeraStation(テラステーション)に取り付けられていたハードディスクをスロット番号順に専用機器に接続し、ソフトウェア上でRAID6構成を再現します。RAID6で構成した場合、(HDDの総容量)ー(HDD2本分の容量)が利用可能なデータ領域になります。こちらのお客様は3TB×4でご利用されていたので、6TBが利用可能なデータ領域になります。ただ実際に内部に保存されていたデータは1TB程度でしたので本日中にデータの確保も可能であることをお伝え致しました。ところどころデータの読み込みに時間が掛かるところもありましたが、最終的に4時間程度でデータの確保を終える事が出来ました。

復旧作業の結果:

確保したデータは業務用ソフトウェア専用のデータでしたので、お客様には実機を使ってデータをの確認を頂きました。このHDDのデータ取得率自体は100%なのですがデータに破損がある可能性もあるので特に必要なデータは確認頂く事にしました。結果として、必要なデータは全て破損しておらず正常に使用できる状態であることを確認して頂く事が出来ました。

担当技術者より:神戸三宮近隣でTeraStationを修理窓口で時間が掛かると言われた場合でも復旧はお任せ下さい

今回、メーカー様の修理窓口では時間が掛かると言われるような状況でもクイックマンでは対応が可能です。同じような相談を頂く事が多いですが、TeraStation(テラステーション)を含むNAS機器は設置場所・部署などで利用者が共有して使っている事が多く、アクセスできないようなトラブルが起こった際に緊急性が高いご相談であることが多いです。ただ、メーカー様の修理窓口での対応はどうしてもお急ぎのご要望には対応できない事がほとんどの様です。また神戸三宮を中心としたエリアには受付窓口はあるものの専用機器を備えたデータ復旧専門業者は当店以外には無い為、受付けてから大阪・東京の事業所へ発送し、そこで初めて診断を行うという流れになります。当然出張での対応も他社様では難しいですが、当店では今回の様に出張作業も可能です。