データ復旧事例

緊急出張データ復旧　データへのアクセスができなくなったLANDISK(HDL4-H8R)からデータ復旧 (論理障害　香川県高松市　建設業)

投稿日：2024.02.08 更新日：2024.02.08

メーカー：アイ・オー・データ製
型番：HDL4-H8R
症状：データにアクセスできない
障害：論理障害
期間：36時間以内

※オプション料金別

お客様より

管理部門のデータを保存しているサーバーです。定期メンテナンスのために再起動を行ってみたのですが、それ以降立ち上がらなくなってしまいました。販売管理や給与関連のソフトや社内外で使用するエクセルなどを保存していました。とにかく取り出せる限りのデータを復旧していただきたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

もともと保存しているデータが機密度が高いデータなので、社外に持ち出しを行いたくないというお客様からの要望をいただいたため、出張対応が可能であることをおk伝えしたうえで、現地へ訪問してデータ復旧を行うことにしました。データ復旧専用機器での初期診断を行ってみたところ、使用されている4台のハードディスクからは物理障害の要因となるような致命的なエラーの発生を確認しませんでした。論理障害での対応となります。

復旧作業にチャレンジです

本格的な復旧作業に取り掛かる前に、診断作業の延長という形でRAID5の再構築を実施してデータへのアクセスが可能か確認してみましたが、データの存在を確認することが出来ませんでした。一部の領域に対して解析作業を行ってみたのですが、データの存在を確認できなかったため、お客様へ確認を行ってみたところ、暗号化措置を行われているということがわかりました。暗号化データアクセス用の機器をお預かりし、改めてデータ領域内へのアクセスを行ってみると、データの存在を確認することが出来ました。一部のエクセルファイルをピックアップしてファイルのオープン確認を行ってみたところ、選択したファイルすべて正常に開けることが確認できました。念のためにデータ量の計測を行ってみると、1TBほどのデータ量でしたので、お客様のお急ぎ度合いなどを考慮し、現状のRAID5構築状態からデータの一時取得を開始することにしました。

復旧作業の結果

一時取得したデータをお客様環境にて確認いただいたところ、エクセルやワードなどのファイルについては問題なくデータ復旧が完了できているというお言葉をいただくことが出来ました。販売管理ソフトなどのデータについては、一時取得したデータ内にバックアップファイルが見つかったため、別途お客様にて仮環境をご準備いただいてバックアップデータの復元を行っていただいたところ、バックアップデータの復元も正常に完了でき、保存されているデータも問題なく確認いただくことが出来ました。お客様としては十分のご難族いただけるデータであったため、一時取得できたデータをそのまま復旧データとしてお渡ししました。

出張データ復旧について

最近のサーバー機ではセキュリティの観点から、RAIDを構築したドライブに暗号化措置を行っておられることが多くなってきています。機器情報に合わせて暗号化措置の有無などをご相談時にお伝えいただけると事前にご準備いただきたい情報をお伝えすることが出来るため、ご訪問をさせていただいてからの対応をスムーズに行うことが出来ます。また、機密度の高いデータが保存されている機器からのデータ復旧に関しましては、必要に応じて秘密保持契約の締結を行うことが可能です。ご訪問を行わせていただくエンジニアは常に持ち歩いておりますので、ご相談時にお伺いできず現地にてご要望をいただいた場合でも即時対応が可能です。まずはフリーダイヤルよりご相談をいただくことが、大切なデータを取り出すための第一歩です。サーバー機などのトラブルがございましたら、まずはご相談いただければと思います。