データ復旧事例
資料作成中にデータが読めなくなったポータブルハードディスク(HD-PGF1.0U3)からのデータ復旧(物理障害 大阪市旭区 建設業)
メーカー:バッファロー製(Seagate製)
型番:HD-PGF1.0U3(ST1000LM035)
症状:データが読めない
障害:物理障害
費用:49,800円 (税込54,780円)~
期間:5日程度
※オプション料金別
お客様より
お客様へ提出用の資料をエクセルで作成していたのですが、突然パソコンに繋いでいるハードディスクが消えてから読めなくなりました。一度すべてのファイルを閉じて再起動を行ってみましたが、ハードディスクを読み込んでくれません。作成しているエクセルのデータはもちろんなのですが、それ以外にも写真のデータなどを保存しています。とにかくデータを取り出してもらいたいです。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
データ復旧専用機器にて初期診断を行いました。通電開始から認識、制御情報へのアクセスは正常に行えていましたが、データ領域内へのアクセスを行ってみた際に、大量の不良セクタの発生を確認したため、専用機器を使用してのクローン作業が必須と判断し、物理障害での対応を行うことにしました。
復旧作業にチャレンジです
データ復旧専用機器にてクローン作業を行ったところ、全体領域の95%程度の領域取得を行うことが出来ました。負荷調整を行って更なる情報の取得を行ってみましたが、最終的に全体の98.9%程度の領域の情報を取得することができました。作成したクローンディスクのデータ領域へのアクセスを行ってみると、フォルダやファイルの存在を確認することが出来たのですが、書き込まれている情報量が全体領域の80%程度に対して読み出せているデータ量がその半分程度しかなかったため、解析作業を行って取得できる限りのデータの取得を行いました。取得できたデータから50ファイルほどをランダムに選択してのオープン確認を行ってみたところ、20ファイルに破損の発生を確認しましたが、それ以外のデータはすべて正常に開けることを確認しました。
復旧作業の結果
データ復旧作業完了の報告を行い、ご来店いただいてのデータ確認を行っていただきました。お客様に確認をいただいた範囲内でもファイル破損を確認されましたが、不良セクタの影響で確認いただいた以上の復旧率は見込めないことをお伝えし、復旧成功と判断をいただきました。納品用媒体に取得できたデータを移行させて復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より
今回は、データが保存されている領域内に不良セクタが多かったため、お客様にとっても私どもにとっても厳しい結果となってしまいました。MicrosoftOfficeのファイルについては、ファイルを開いた際に実行される回復機能でなんとかデータを確認できるものが多かったですが、写真データが体感的に2割程度の破損を発生させている感じでした。フォルダの構成を保持した状態で取得できたデータと拡張別で取得できたデータを合わせると、もともとの容量を超えるデータ量となってしまいましたが、お客様からは、全データを総合的に使っていくことで、なんとか業務的には問題のないデータを作ることが出来るという判断をいただけたため、復旧作業成功とさせていただきました。もちろんデータの状態によっては、復旧不可と判断をさせていただく場合がありますので、データの確認を行っていただく際には、重要度の高いデータを確認いただくことはもちろんですが、そうでないデータについても確認を行っていただければと思います。
まとめ
データが読めなくなったポータブルハードディスク(HD-PGF1.0U3)からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
【クイックマンからのお知らせ】
急ぎでデータが必要ということでデータ復旧のご相談をいただくことが増えてきています。
特に大阪市内の場合、出張費無料でのデータ復旧のご提供が可能です。
詳細は下記よりご確認ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
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嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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