データ復旧事例

緊急出張データ復旧　LVMを使用しているテラステーション(TS5400DN0804)からデータ復旧 (論理障害　山口県下関市　事務機器販売業)

投稿日：2023.11.28 更新日：2023.11.28

メーカー：バッファロー製
型番：TS5400DN0804
症状：起動できなくなった
障害：論理障害
期間：48時間以内

※オプション料金別

お客様より

10年ほど前に導入した機器で、LVMを使用してRAID5を構築して運用していました。すでに契約上のサポートは終了しているのですが、お客様より何とかしてデータを取り出せないかと相談をいただき、訪問でハードディスクの状態を確認してみたのですが、認識自体は正常に行えているようです。ただ、機器の持ち出しがセキュリティ上一切行うことができず、私どもでもデータ復旧となると対応ができないため、出張対応が可能なクイックマンさんに相談することにしました。データの詳細についてはうかがうことが出来ませんでしたが、早急にデータが必要とのことです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

現地でのデータ復旧作業ができるよう、復旧用の機器を準備し、お客様に同行させていただく形で現地へ訪問しました。早速データ復旧専用機器にて使用されている4台のハードディスクの初期診断を行ってみましたが、物理的な障害は見つからなかったため、論理障害での対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

念のために4台のハードディスクすべてのクローン作業を行い、作成したクローンディスクよりデータ復旧作業を行うことにしました。RAIDデータ復旧用機器にクローンディスクを接続し、RAID5の再構築を行ってみたのですが、データの存在を確認できなかったため、RAIDの構成情報を調整してみたところ、フォルダやファイルの存在を確認することが出来ました。取り急ぎデータの一時確保を行い、取得データの確認を行っていただくことにしました。

復旧作業の結果

取得できたデータ量が1.5TB程度であったため、少々時間をいただくことになりましたが、一時取得データの準備ができた時点でお客様にオープン確認を行っていただきました。確認いただいた結果、復旧成功と判断をいただくことが出来たため、復旧データとしてお渡ししました。

出張データ復旧について

セキュリティ上の規則にて機器の持ち出しができないという企業様は、企業規模にかかわらずデータ復旧のご相談をいただく中でも増加傾向にあります。そういったお客様のためにクイックマンでは出張でのデータ復旧サービスを提供しております。さすがにすべての障害に対応できるというところまではいきませんが、ほとんどの場合で、訪問先でのデータ復旧作業が可能です。また、今回のようなLVM環境では、通常のRAID環境で構築されているRAIDではないため、専門の知識を求められることがあります。一刻を争うような状態でデータが必要な場合、ぜひクイックマンまでご相談ください。