データ復旧事例

会社で貸与されていたノートパソコンからの不正調査依頼をいただきました(大阪府池田市　機器販売業)

投稿日：2023.10.24 更新日：2023.10.24

メーカー：HP製
型番：ProBook450G3
症状：不正調査
費用：49,800円 (税込54,780円)～
期間：5日程度

※オプション料金別

お客様より

社内のとある従業員に貸与していたものです。半年ほど前に全社のパソコンの入れ替えを行い、急PCからのデータ移行が終わった時点で初期化などは行わずに返却するよう指示を出していたところ、このパソコンだけが初期化されて返却されました。それからほどなくして使用していた従業員が退職したため調査を行ってみたのですが、どうやら不正行為を行っているかのしれないという結論になりました。パソコン自体は返却されてから状態の確認以外では起動させておりません。何もなければそれでよいのですが、念のために調査をお願いしたいです。

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診断の結果

不正調査依頼であったことから、データ復旧専用機器を使用して使用されているSSDの現状保全という形でクローン作業を行い、作成したクローンディスクより解析作業を行って、取得できる限りのデータを取得することをお客様へお伝えし、作業の依頼をいただきました。

復旧作業にチャレンジです

データ復旧専用機器にてクローン作業を行って作成したクローンディスクに解析作業を実施しました。解析結果を確認してみると、もともと存在していなかったと思われるOffice系のファイルやPDFなどが見つかってきたため、データに一時確保を行いランダム40ファイルほどにピックアップしてオープン確認を行ってみたところ、30ファイルほどのデータが開けることが確認できました。

復旧作業の結果

作業完了の報告を行い、来店いただいて取得できたデータのオープン確認を行っていただくことにしました。確認いただいたデータの中にお客様が気になるデータが見つかったとのことでしたので、そのまま調査結果のデータとしてお渡ししました。

担当技術者より

後日改めてお客様とお話ができる機会があったため現状をお伺いしたところ、社内サーバーのログなどからも不正の証拠が見つかり訴訟準備を行っているとのことでした。不正の証拠はどのような形であれ、調査を行っていくことで表面化します。データ復旧の技術を流用して不正調査を行うことも可能です。万が一で調査の必要性を感じる場合もあります。そういった際はぜひデータ復旧のクイックマンへご相談ください。