データ復旧事例

Seagate製HDD(NAS HDD)の物理障害からデータ復旧に成功(物理障害 大阪市西区 建設業)

投稿日:2023.10.18 更新日:2023.10.18


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メーカー:Seagate
型番:NAS HDD 
症状:パソコンから認識しない
障害:物理障害
期間:4日

 

※オプション料金別

 

お客様より

普段から利用している社員共有のNASに突然接続できなくなりました。前日迄は各パソコンからNASの中にあるファイルを編集していましたが、突然アクセスできなくなり、NASの表示がされていないことに気づきました。その他のNASには問題なく接続できるのですが、このNASのみアクセスできない状況です。特に変な音はしないです。外付けケースに入れて認識できるか試してみるとパソコンがフリーズします。

 

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧 クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル 0120-775-200まで。

 

診断の結果

クイックマンではデータ復旧専用機器でまず診断を致します。こちらのNASで利用していたSeagate製の内蔵HDDですが、HDD内に物理障害を確認出来ました。HDDの記憶領域に不良セクタ等の物理的な問題が起こっていることを物理障害といいます。この状態のまま利用しようとしてもパソコン側から認識できず利用不可となる状態である事が分かりました。

 

 

復旧作業を行います

データ復旧専用機器で物理障害の処置を実施いたしました。まず先に問題なく正常に読み取れるデータの読み取りを行いました。物理障害はHDD内のデータ書き込み領域すべてに発生しているわけではありません。その後残ったエラー部分を調整しながら読み取りました。物理障害の処置の結果、99.99%以上のデータを読み取ることができました。

 

復旧作業の結果

復旧処置をしたHDDからデータのクローンを行い、クローンHDDから復旧したデータを取り出しました。その上で取り出したデータのファイルチェックを行いましたところ、一部のデータのみがファイル名はあるものの破損して開くことができませんでしたが、ほとんどのデータが問題なく開ける状態であることを確認しました。

 

技術担当者より

ハードディスクはプラッタ(円盤)と磁気ヘッドという針状のパーツが動作しています。円盤が高速回転する上を磁気ヘッドがデータの読み書きのために横移動するため、動作中のハードディスクの取り扱いには厳重注意が必要です。磁気ヘッドが円盤を傷つけてしまうと磁気ヘッドの故障とプラッタの損傷を引き起こすためです。傷ついたレコードやCDを聞こうとしても音飛びする原理と似ています。

 

まとめ

Seagate製NAS用内蔵HDD(NAS HDD)でもクイックマンならデータ復旧ができる可能性がございます。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。

 

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特に大阪市内の場合、出張費無料でのデータ復旧のご提供が可能です。

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嶌津 篤勝(しまづ あつかつ)
幼い頃から様々な機器の分解が大好きで、ハードディスクの分解組み立てスピードと正確さはクイックマン随一の分解スピードマスター。精度も高く、分解成功率はなんと98%以上!頼れる分解技術者です。

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