データ復旧事例
SSDの換装前に使用できなくなったデスクトップ用ハードディスク(WD10EZEX)からのデータ復旧(物理障害 香川県東かがわ市 自動車整備業)
メーカー:WesternDigital
型番:WD10EZEX
症状:起動しない
障害:物理障害
費用:49,800円 (税込54,780円)~
期間:4日程度
※オプション料金別
お客様より
3年ほど前から使用しているパソコンですが、あまりにも動きが遅いためケースの開いてみると、ハードディスクが入っていました。このままでは仕事に支障があるため上司を説得して新しいパソコンは無理でしたが、SSDに交換できるならということで購入許可が出て購入したところでした。休み前なら時間が確保できたので、一通りの業務が終わってバックアップソフトをインストールして再起動を行ったところからパソコンが起動しなくなってしまいました。デスクトップに仕事のデータを保存しています。データの復旧をお願いします。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
専用機器を使用してハードディスクの初期診断を行ってみると、ハードディスク自身の起動から認識、制御情報へのアクセスなどには物理障害と判断するようなエラーはありませんでしたが、データ領域へのアクセスを行った際に一定周期での不良セクタの発生を確認したため、物理障害での対応を行うことにしました。また、診断結果をお伝えした時点でファイルは損が発生している可能性があることもあわせてお伝えしました。
復旧作業にチャレンジです
データ復旧専用機器クローン作業を行ったところ、全体領域のおよそ0.5%程度が不良セクタとなっていました。負荷調整を行ってできる限り不良セクタをなくそうとしましたが、大きく不良セクタを解消させることができませんでした。作成したクローンディスクを使用してデータ領域へのアクセスを行ってみると、フォルダやファイルの存在を確認することができました。確認できたデータでの一時取得を行ってランダムに30ファイル選択し、オープン確認を行ってみたところ、30ファイル中28ファイル正常に開けることを確認できました。データリストと写真データも見つかってきたため、一部のファイルのサムネイルを作成し、お客様へ確認を行っていただくことにしました。
復旧作業の結果
データリストをサムネイルを確認していただいたところ、写真データは大丈夫そうだけど一部のフォルダがないということで、具体的に指摘をいただいき、追加で解析作業を行ってデータの一時確保を行ってみました。すると、フォルダの名称が変更されているデータの中に、お客様から指摘をいただいていたエクセルが見つかりオープン確認でも正常に開けることが確認できました。お客様へ作業の追加報告を行い、復旧成功と判断いただけたため、復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より
不良セクタが発生してしまった場合、今回のように取得できたデータの破損や、フォルダ名の消失などのトラブルが発生する場合があります。確認を行っていただく際に取得できた実際のデータをもって確認いただくことはできませんが、データリストという形式で確認を行っていただくようにしています。リスト上のデータであれば、ご指定をいただければオープン確認を行っていただくことも可能です。フォルダ構成などの情報を確認いただくだけで復旧成功と判断される方もおられますが、納品後のトラブルを避けるためにも、データリストで復旧データの確認を行っていただく際はオープン確認依頼をいただければと思います。
まとめ
SSDの換装前に使用できなくなったデスクトップ用ハードディスク(WD10EZEX)からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
【クイックマンからのお知らせ】
今までご相談とご要望の多かった香川県・高松のお客様にご対応させていただけるよう
「データ復旧クイックマン高松松縄受付店」をオープンしました。
詳細は下記よりご確認ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
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(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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