データ復旧事例
EMモードでアクセスができなくなったTerastation(TS3200D0402)からのデータ復旧(物理障害 山口県下松市 事務機器販売業)
メーカー:バッファロー製(内蔵:WesternDigital)
型番:TS3200D0402(内蔵:ST2000DM001)
症状:EMモード
障害:物理障害
費用:99,800円 (税込109,780円)~
期間:4日程度
※オプション料金別
お客様より
10年ほど前に導入対応を行ったTerastationです。サポート契約は期間が満了しているのですが、突然使えなくなって何とか助けてほしいという要望をいただいたため、訪問して状態確認を行ってみたところ、EMモードになってアクセスができない状態でした。ファームの更新などできることは行おうとしましたが、それでも状態が改善させることがなく、データ復旧をお願いすることにしました。保存されているデータのほとんどはエクセルとPDFということです。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
Terastationで使用されている2台のハードディスクをそれぞれ専用機器にて初期診断を行ってみました。すると、1番のハードディスクからは不良セクタの発生を確認し、2番のハードディスクからは特に物理的な障害は見当たりませんでした。2台のハードディスクそれぞれをクローン作業にてクローンディスクを作成し、確認できるデータの比較が必要であると判断したため、物理障害での対応を行うことにしました。
復旧作業にチャレンジです
データ復旧専用機器を使用して2台のハードディスクのクローン作業を行いました。1番のハードディスクは全体領域の99.99%程の領域取得に成功し、2番のハードディスクは全領域問題なく取得することができました。RAID1(ミラーリング)で運用されていたとこの都でしたので、2台のハードディスクそれぞれに保存されている情報を確認してみましたが、2番のハードディスクに保存されているファイルの最新日付が1番のハードディスク上にある最新ファイルより3か月ほど古いデータになっていました。そのため、1番のクローンディスク上に保存されているフォルダやファイルの一時取得を行って、取得できたエクセルとPDFのデータを30ファイルずつピックアップしてオープン確認を行ってみましたが、選択したファイルすべて正常に開けることを確認できました。
復旧作業の結果
1番のハードディスクより一時取得できたデータからデータリストを作成し、お客様へお送りして作業結果を報告するとともに、エンドユーザー様への確認を行っていただくようお願いしました。エンドユーザー様からすぐにでもデータを引き取りたいというご要望をいただけたため、復旧成功とさせていただき、復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より
RAID1(ミラーリング)では、構成する2台以上のハードディスクに対してすべての情報が同一の場所に書き込まれていきます。しかしながらハードディスク側のトラブルで、RAIDの管理ソフトからその構成を解除された場合、解除されて以降のデータについては書き込まれることがありません。何かしらのエラーなどの警告で、使用者側に伝わると対応も可能なのですが、そういった対応が行われないまま月日が経過し、利用不可となるような障害が発生してしまった際に、発覚するということが多いです。事前にバックアップ設定を行っていれば、前述のような状態であっても、バックアップは行われるので、いざという時でも安心です。もちろんログ監視などを継続して行っていただくことも重要です。
まとめ
EMモードでアクセスができなくなったTerastation(TS3200D0402)からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
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急ぎでデータが必要ということでデータ復旧のご相談をいただくことが増えてきています。
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データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
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