データ復旧事例
うっかりで倒してしまった外付けハードディスクからのデータ復旧(重度物理障害 広島県廿日市市 建設業)
メーカー:WesternDigital
型番:WD20EURS
症状:転倒後認識しない
障害:重度物理障害
費用:99,800円 (税込109,780円)~
期間:4日程度
※オプション料金別
お客様より
デスクトップのパソコンに組み込まれていたハードディスクなのですが、3年ほど前に新しいパソコンに入れ替え、容量的にもったいなかったのでデータ保存用の外付けハードディスクとして外付け用のケースに入れて使用していました。二日ほど前にパソコンで作業をしているときにうっかり倒してしまい、それからハードディスクが認識しなくなってしまいました。一度ケースから取り出してUSBの変換ケーブルでパソコンに繋いで見たのですが、ジープッジープッという音を繰り返す状態です。エクセルとCADのデータが重要です。データ復旧をお願いします。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
異音が発生しているということでしたので、専用機器にてまず通電確認を行ってみたところ、ジープッジープッというイオンの発生を確認しました。実際にハードディスクを開封しての確認が必要となりますが、モーターロックを発生させている可能性が高く、重度物理障害での対応を行うことにしました。
復旧作業にチャレンジです
ハードディスクを開封して目視での状態確認を行ってみたところ、ディスク上にデータの読み書きを行うヘッドが固着しているモーターロック状態を発生させていることを確認しました。ロック状態の強制解除を行い改めて専用機器での状態確認を行ってみたのですが、次はカチカチ音が発生したためヘッド交換を行うことにしました。ヘッド交換を行ってからは専用機器上での成功起動は制御情報へのアクセスを行うことができたため、そのままクローン作業を行うことにしました。クローン作業時に一定の周期で不良セクタの発生を確認しました。クローン作業の結果、99%程度の領域取得に成功したため、作成したクローンディスクからデータ領域内へのアクセスを行うことにしました。すると、フォルダやファイルの存在を確認できたため、データに一時取得を行って、ファイルのオープン確認を行うことにしました。
復旧作業の結果
障害発生日に使用されていたと思われるフォルダが見つかったため、このフォルダの中に保存されているエクセルが10ファイルほど見つかっため、すべてオープン確認を行ってみましたが、すべて正常に開けることを確認できました。念のために日付の新しい順に10フォルダほど選択し、保存されているエクセルデータやCADデータのオープン確認を行ってみましたが、すべて正常に開けることが確認できました。一時取得したデータよりデータリストをさくせいしてお送りし、お客様へ確認を行っていただくことにしました。オープン確認の結果もお伝えしたうえで、復旧成功と判断をいただきましたが、不良セクタの発生でオープン確認ができていないファイルの中で破損が発生しているかもしれないということをご理解いただいたうえで、復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より
外付けのケースやメーカー品のイメージ画像では、立てられている状態での使用というものが多いですが、実際のところは寝かせて使用していただくほうが衝撃などからのリスクを低減させることができます。中には立てて設置するためのスタンドが同梱されているものもあります。スタンドを利用していただくことで、安定性が増すことは間違いないと思いますが、できれば、寝かせてご使用いただくことをお勧めします。
まとめ
うっかりで倒してしまった外付けハードディスクからでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
【クイックマンからのお知らせ】
今までご相談とご要望の多かった広島方面にご対応させていただけるよう
「データ復旧クイックマン広島安芸受付店」をオープンしました。
詳細は下記よりご確認ください。
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嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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