データ復旧事例

再起動を繰り返すノートパソコン(LB-J520S2-SSD2)からのデータ復旧(物理障害　愛媛県今治市　製造業)

投稿日：2023.05.18 更新日：2023.05.18

メーカー：Mouse製(内蔵：東芝製)
型番：LB-J520S2-SSD2(内蔵：MQ01ACF050)
症状：再起動を繰り返す
障害：物理障害
費用：49,800円 (税込54,780円)～
期間：3日程度

※オプション料金別

お客様より

もともとSSDが入っていたのですが、去年SSDが故障して直前にとっていたバックアップのハードディスクに入れ替えて使用していました。会社からSSDの購入許可が出たためSSDに現在のバックアップをとって元に戻そうとしていたのですが、今朝パソコンの電源を入れると画面下のくるくると回るところが表示されて少ししてまた起動をやり直しているという状態になりました。とりあえず別のパソコンにつないでみたのですが、認識してくれませんでした。エクセルやワードなどのデータを復旧していただきたいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

データ復旧専用にて初期診断を実施したところ、データ領域へのアクセスを開始してすぐに不良セクタの発生を確認したため、物理障害での対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器にてハードディスクのクローン作業を開始し、作業の進捗を確認していると、全体領域の1%を読み終わるころには不良セクタの発生がなくなり、順調にクローン作業を行うことができました。負荷調整などを行ってできる限りの情報を読み出してみたところ、不良セクタが100もない状態でクローン作業を完了させることができました。作成したクローンディスクのデータ領域内へのアクセスを行ってみると、データの存在が確認できたため、データの一時確保を行いました。一時取得したデータのエクセルやワードファイルなどをランダムに30ファイルほど選択してオープン確認を行ってみましたが、選択したファイルすべて正常に開けることを確認しました。

復旧作業の結果

取得できたデータにてデータリストを作成し、復旧作業完了の報告と併せてお送りし、確認を行っていただきました。確認の結果、復旧成功と判断いただけたため、確保データを復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

診断を行わなければ確認ができませんが、物理障害を発生させている状態で再起動が繰り返されていると、症状が重症化するというリスクはどうしてもないということをお伝えすることができません。自動回復などでも症状が改善されない場合は、内部的に何かしらの障害が発生しているため、大切なデータを失うリスクを避けるためにもクイックマンなどのデータ復旧専門業者にご相談いただくことをお勧めします。