会社でファイルサーバ等として使用しているNAS・サーバ・RAID機器に突然トラブルが発生して

保存しているデータが使用できなくなると業務が滞り危機的状況になってしまいます。

その場合には、出来る限り早く復旧することが必要です。

今回はデータ復旧クイックマンが考える

NAS・サーバ・RAID機器のトラブルから最速・最短・特急でデータを復旧する方法をお伝えさせていただきます。

ユーザ自身でできること、専門業者に依頼しないと解決できないことを

いち早く切り分けて対応を行うことが重要なポイントとなります。

また、大阪の会社であれば、どこのデータ復旧業者を選べば良いかについても説明させていただきます。

 

初期対応①「最初に確認するべき4項目」

まずは、

「本当にNAS・サーバ・RAID機器の故障なのかどうか？」

を確認する必要があります。

以下の4つの項目を確認してみてください。

 

① 他のPCから接続できるかどうか？

まず最初に、他のPCから、NAS・サーバ・RAIDに接続できるかどうかをに確認してください。

もし、他のPCから正常に接続で切る場合は、

PC端末の不具合の可能性が非常に高いのでNAS・サーバ・RAID機器は正常に動作しています。

このように一つ一つ状態を確認し問題を確認していくことが最短で解決する為の近道となります。

 

② ネットワークの接続を確認する。

次に、インターネットは問題なくつながるかどうかを確認してください。

インターネットに接続できない場合は、

NAS・サーバ・RAID機器の問題ではなく会社全体のネットワークが接続されていない可能性があります。

その場合は、

ルーターの再起動、LANケーブルの抜き差し、スイッチングハブ（ネットワークハブ）などを確認する必要があります。

 

③ IPアドレスを確認する

何かのタイミングでNAS・サーバ・RAID機器のIPアドレスが変わってしまっている可能性があります。

・TeraStationやLinkStationなどBUFFALO製品を使用されている場合はnasNavigatorというソフトで確認することができます。

・LANDIKSなどIODATA製品を使用されている場合は、LANDISKコネクトというアプリから確認することができます。

・Qnap製品の場合は、Qfinderというソフトから確認することができます。

その他、Windowsサーバなど他の機器を使用されている場合にもIPアドレスの確認

方法はありますので、IPアドレスが変わっていないか確認してみてください。

あまりネットワーク機器に詳しくなくIPアドレスの確認方法等がわからない場合は、

専門業者にご相談いただいた方が近道かもしれません。

もちろんクイックマンにご相談いただだいてもOKです。

 

④ 本体を確認する

NAS・サーバ・RAID機器の本体を確認してみてください。

この時点でカタカタ、カチカチなど異音が発生している場合は、電源を落としていただき専門業者にご相談してください。

本体のディスプレイ表示やエラー音の種類でエラーコードがわかることがあります。

「機器の型番＋エラーコード」などでインターネット検索をしてみてエラーの原因が何なのかを確認してください。

エラーの種類が「ハードディスクエラー」となっている場合は、

ご自身での復旧は諦め専門業者にご相談いただくようにしてください。

 

初期対応②「機器の再起動をして改善しない場合は自力復旧を諦めるべきです」

NAS・サーバ・RAID機器に障害が発生していることが確定し、

ハードディスクエラー等物理的な障害が発生していない場合は、

再起動を行ってみて復旧できないかどうかを確認してみてください。

再起動で復旧できることも多いです。

もし、再起動をして症状が改善しない場合は、データ復旧の専門業者にご相談いただくことをおススメいたします。

再起動以外にも

ハードディスクの抜き差しや交換、ファームウェアのアップデート等を試される方は多くいらっしゃいますが、

ほとんど解決することはありません。

逆に状況を悪化させるリスクの方が高い為、データ復旧の専門家としておススメはできません。

 

■データ復旧から遠回りになること

・社内の詳しい人に聞いてみる

・保守会社・システム会社にみてもらう

自分で解決ができない場合に、

システムやネットワークに詳しい人や機器の保守会社・機器メーカーにみてもらおうと考えるのは当然のことかと思います。

しかし、NAS・サーバ・RAID機器のハードディスクに障害が発生してデータアクセスができない場合においては、

データ復旧の専門家でない限り問題を解決することは非常に困難です。

システムやネットワークに詳しい人に聞いてみても、

状況の確認と障害箇所の切り分け、

そして再起動をしてみる以上の方法を試すことくらいしかできません。

保守会社や機器メーカーであれば、

場合によっては、動作ログを確認してRAIDコントローラーなどの筐体の故障部品を交換することで問題を解決することができることもあります。

しかし、時間がかかってしまうことと、失敗をするとハードディスクの情報を書き換えてしまうリスクのある作業になります。

緊急でデータ復旧が必要な場合にはおススメできません。

詳しい人がすぐ近くにいる場合や、保守会社がすぐに来てくれる場合は相談してみることは良いかと思いますが、

相談するのに時間がかかる場合は、データ復旧の専門会社に相談される方が早期解決の圧倒的近道です。

 

■やってはいけないこと

・ハードディスクの抜き差し・リビルド作業など

・ハードディスクを取り外す作業全般

ハードディスクの抜き差し・リビルドなどNAS・サーバ・RAID機器からハードディスクを取り外して行う作業全般は

専門家でない限り行わない方が良いことです。

ハードディスクにエラーが出ている状態で、このような作業を行っても

データが見られるようになる可能性は限りなく低く、逆に症状を悪化させてしまうリスクが高くなります。

また、ディスクを取り出して別のPCに接続することを試される人もいらっしゃいますが、

RAID機器は複数のハードディスクを一つのボリュームとして構成していますので、別のPCに接続しても意味がありません。

例外として、WindowsServerなどWindowsフォーマット（NTFSフォーマット）でRAID１（ミラーリング）構成されていることが確実にわかっている場合は、

別のPCに接続してみることでデータを確認できる可能性があります。

Windowsフォーマットでない機器や、RAID構成が不確かな場合は、

ハードディスクを取り出して作業を行うことは意味がなく、症状を悪化させるリスクが高いので行ってはいけません。

 

初期対応まとめ「再起動して症状が改善しない場合は、データ復旧の専門会社に頼むのが最短ルートです。」

初期対応のまとめとしては、

NAS・サーバ・RAID機器の障害においては機器の再起動を試して改善しない場合は、

データ復旧の専門業者に依頼をすることが早期解決への最短ルートです。

機器本体や内蔵ハードディスクに物理的な故障が発生している場合は、

自力で問題解決できる可能性は低く、

逆に症状を悪化させてしまう可能性があるので専門業者に相談されることを強くおススメさせていただきます。

 

大阪のNAS・サーバ・RAID機器のデータ復旧専門会社を探す方法

緊急で大阪でデータ復旧業者を探す際には、すぐに対応してもらえる業者を探すことが必要ですが、

大阪で即日診断、対応できる技術力のある会社はほとんどありません。

当社データ復旧クイックマン以外では1社か2社しかないと思います。

「是非当社クイックマンにご相談ください」

と言いたいところですが、お客様からするとどういう業者があるのか知りたいかと思います。

大阪のデータ復旧業者には以下のような会社がありますので参考にしてみてください。

 

●大阪市内に直営店舗のあるデータ復旧専門会社

データ復旧クイックマンも含まれるデータ復旧の専門会社です。

NAS・RAID・サーバ機器のデータ復旧の実績が豊富で

ハードディスクの分解が必要な重度物理障害も対応可能な専門業者です。

大阪ではクイックマンを含め3社程度しかないかと思われます。

NAS・サーバ・RAIDの緊急での復旧のご依頼は、データ復旧専門会社一択となります。

 

●メーカー直営のデータ復旧サービス

NAS・RAID・サーバ機器のメーカーが直接データ復旧をされています。

技術力では安心してお任せいただけるのですが、期間がかかってしまうケースが多いです。

メーカー対応だと診断に2～3日程度、データ復旧作業に2週間程度かかることが一般的です。

 

●東京にあるデータ復旧専門企業の受付窓口

東京の業者様の受付窓口もあります。

機器を預かり東京に郵送しての診断となりますので期間がかかってしまいます。

また、対面対応できないことが不安というお客様のいらっしゃいます。

 

●パソコンの修理業者

パソコンの修理業者様がデータ復旧のサービスを行っている場合もあります。

USBメモリやSDカード、パソコンの論理障害等、比較的難易度の低い復旧作業は可能ですが、

NAS・サーバ・RAID等、高難易度になる機器については対応が難しい場合や提携企業に出される場合がある為、

復旧ができなかったり期間がかかる可能性があります。

 

大阪で最短・最速データ復旧する為には、出張と店舗持ち込みどっちが良いか？

データ復旧のお申込みにや出張対応、店舗持込、郵送などの方法がありますが、
緊急でデータが必要な場合は、どれを選べば良いかについて、

答えは「店舗持込です」

出張での対応の方か早く復旧できるイメージがあるかと思いますが、

出張でのデータ復旧は持ち運べる専用機器や機器にどうしても制限がある為、

現場で診断をさせていただき設備の整った店舗に持ち帰り作業をさせていただく場合もあります。

お客様の事情にもよりますが、可能であれば最初から設備の整った店舗に障害機器をお持ち込みいただくことをおススメいたします。

 

■データ復旧専門クイックマンでできること

最後にデータ復旧専門クイックマンについてのご説明となります。

データ復旧クイックマンは大阪に本社を置く数少ないデータ復旧専門業者の一つです。

特にNAS・サーバ・RAID機器の緊急対応には実績と自信があります。

まずは、お電話いただき障害機器の種類と状況、お客様のご事情をお聞かせいただければ、

お客様のご事情に合わせて、ご来店、出張、機器引き取りなど最短でデータ復旧できる方法をご提案させてきます。

大阪の会社様でNAS・サーバ・RAID機器のトラブルでお困りの際は是非クイックマンにご相談ください！

 

クイックマン（S&Eシステムズ株式会社） フリーダイヤル：0120-775-200