データ復旧事例
データへのアクセスができなくなったLANDISK(HDL-T2NV)からのデータ復旧(物理障害 高知県四万十市 不動産仲介業)
メーカー:アイ・オー・データ製(内蔵:WesternDigital製)
型番:HDL-T2NV(内蔵:WD20EZRX)
症状:データアクセスができなくなった
障害:物理障害
費用:59,800円 (税込65,780円)~
期間:4日程度
※オプション料金別
お客様より
週明けぐらいからHDL-T2NVに保存しているデータが開くまでに時間がかかったり全く開けなかったりという現象が発生していました。再起動を行うと改善されたので、特に気にしてはいなかったのですが、昨日の夕方に再起動を行うと、データへのアクセスができなくなってしまい、業務がほぼ止まってしまっている状態です。エクセルとPDFのデータが特に重要です。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
専用機器にてハードディスクの初期診断を行いました。専用機器上での起動から認識や鮮魚情報へのアクセスには特に問題ありませんでしたが、データ領域内へのアクセスを行ってみた際に不良セクタの発生を確認したため、物理障害での対応を行うことにしました。
復旧作業にチャレンジです
専用機器にてクローン作業を開始したところ作業開始から30%を過ぎるあたりまでは特に不良セクタなどもなく順調に情報の読み出しを行えていたのですが、35%ほどを読み出したあたりからまとまった不良セクタの発生を確認しました。最終的に不良セクタの領域は700セクタほどで全体でみると、99.99%以上の領域取得に成功していました。作成したクローンディスクからはフォルダやファイルの構成が読み出せたため、そのままデータの一時取得を行いました。一時取得したデータからランダムに30ファイルほどをピックアップしてオープン確認を行ってみましたが、選択したファイルがすべて正常に開けることが確認できました。
復旧作業の結果
取得できたデータのリストを作成してお客様に確認を行っていただいたところ、一部にファイルに対してのオープン確認依頼をいただいたため、対象ファイルのオープン確認を行いました。ご指定いただいた10ファイルのうち9ファイルをは開けることが確認できましたが、1ファイルだけ破損の発生を確認しました。お客様にオープン確認の結果と破損ファイルについてもご案内を行い、追加で別ファイルのオープン確認も必要であれば行いますと案内しましたが、特に重要度の高かったファイルが復旧できているのでデータをいただきたいという申し出をいただいたため、納品用媒体へデータの移行を行って復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より
クローン作業にて不良セクタが見つかると、それが1セクタのみであったとしてもファイル破損の発生を否定することができません。今回の場合、40億ほどあるセクタに対して、700セクタほどの不良セクタの発生を確認しました。全体領域に対して約0.00002%というごくわずかな領域に不良セクタが発生しています。ごくわずかな領域であっても今回のように復旧できたデータの中に破損ファイルが含まれている場合もあります。データ復旧のご依頼いただいてデータリストの提示を受けることができたり、実際に取得できたデーを確認できる場合は、必ず取得できたデータが開けるのかという質問を投げかけていただきますよう、お願いいたします。
まとめ
データへのアクセスができなくなったLANDISK(HDL-T2NV)からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
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