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Thecus(シーサス)NAS 障害発生時の対処方法
Thecus(シーサス)NASとは?
Thecus(シーサス)NASとは、
2004年に台湾で創立したネットワークストレージ(NAS)とネットワークビデオレコーダー(NVR)を
製造するThecus Technology Corp(シーサス・テクノロジー)が製造販売を行っているNAS製品です。
※NASとはNetwork Attached Storageの略で、ファイルサーバーとして会社や個人でデータを
共有する目的で使用される機器の総称です。
製品ラインナップは、2.5インチHDD用の外付けUSBケースから
企業向けのラックマウントストレージサーバーまで幅広く取り扱っており、
基本的にはHDDを含まない「NASキット(ベアボーン)」で本体のみの提供となります。
NASキット(ベアボーン)の場合はユーザーが必要に応じてHDDの容量や品質を選べる為、
予算感を合わすことができることがメリットです。
Thecus(シーサス)NASは個人・SOHO向けから大企業向けまであり
代表的な機種として下記があげられます。
●個人・SOHO
・N2560
・N4560
●中小企業向け
・N2810PRO
・N8810U-G
●大企業向け
・N10850
・N16000PRO
●Windows Storage Serverモデル
・W12910SAS
・W16810SAS
Thecus(シーサス)NASの故障の原因
Thecus(シーサス)NASにアクセスできない、保存したデータが開けないという場合に
発生している故障の原因は以下のパターンが代表となります。
●内蔵HDDの故障
HDDに障害が発生してThecus(シーサス)NASにアクセスできなくなるパターンが1番多いです。
HDDに障害が発生している場合は、自力での復旧を試みることで症状が悪化するリスクが非常に高い為、
自力での復旧は諦めデータ復旧専門業者にデータ復旧を依頼することをお勧めします。
HDDの交換や入替・リビルド作業に失敗すると2度とデータを取り出すことができなくなる可能性があります。
●Thecus(シーサス)NASの筐体・内蔵基板の故障
電源ボタンを押しても何も反応しなくなった、ファンは回っているのにランプが点かない
といった場合は筐体や内蔵基板が故障している可能性が高いです。
筐体や内蔵基板を交換することで修理できる可能性があるので、
メーカーや保守会社に依頼されるのが一番安全ですが、
海外製品である為メーカーの対応が遅い場合や既に対応終了製品である場合があります。
保存されているデータが必要な場合はデータ復旧業者に相談することで、問題解決につながるかもしれません。
●LANケーブルやネットワーク機器の故障
本体は正常に動作している様子なのにデータにアクセスできない場合、
接続されているLANケーブルやアクセス経路となっている
ネットワーク機器にトラブルが発生しているパターンがあります。
接続されているLANケーブルやネットワーク機器を交換することで
問題解決することも意外と多いです。
●誤消去・RAID構成変更
操作ミスによるファイル消去やRAID構成の変更を誤って実施してしまう事により
保存データが見られなくなることがあります。
バックアップ設定などを有効にされていない場合にはデータ復旧業者への相談が必要です。
しかし、暗号化機能を有効にされている場合はデータ復旧できる可能性が非常に低い為、注意が必要です。
Thecus(シーサス)NAS データ復旧業者の失敗しない選び方
①電話対応で判断する
データ復旧業者の中には、技術よりも営業色の強い業者もあります。
そのような業者に依頼をした結果お客様のご満足いく結果が得られない場合もあります。
他社様のデータ復旧サービスに納得できなくて
クイックマンにご相談頂いたお客様から詳しいお話を聞くと、
最初から強引な案内をされて違和感を持っていたというケースが多くあります。
データ復旧業者に相談する際は、1社だけでは決めずに何社か電話をしてみて
お客様自身に一番合った業者に依頼することをお勧めします。
②口コミを確認する
Google口コミなどを確認することも業者選びのポイントになります。
口コミは一概には信用できない投稿もありますが、
「復旧できないのに高額な費用を請求された」
「最初高額な見積もりが出てキャンセルしようとすると費用が一気に下がった」
「依頼しないとデータ復旧出来なくなると脅された」
といった明らかに満足度の低い口コミが多い業者は要注意です。
③物理障害まで対応できるデータ復旧業者に依頼する
データ復旧業者の中でもさまざまな技術レベルがありますが、
初めてデータ復旧を依頼される場合はどのような業者が技術力を持っているか、
安心して依頼できるかの判断はできません。
それを判断するポイントとして
物理障害・重度物理障害まで対応できる業者かどうかが重要なポイントの一つとなります。
物理障害・重度物理障害まで対応できるデータ復旧専門業者であれば専用の設備を整えており、
初期診断の段階からあらゆるリスクに対処できる技術力があります。
データ復旧専門クイックマンはもちろん物理障害・重度物理障害の対応まで実施しており、
データ復旧作業を大まかに4つのステップに分けています。
・ハードディスクの物理障害を診断する
不良セクタが発生していないか、内部の磁気ヘッドパーツが損傷していないかの診断
・物理障害がある場合は物理障害に対しての処置及び保全作業を行う
専用機器でも制御することができないハードディスクはクリーンルームでの
分解・部品交換作業を実施した後にクローンハードディスクの作成
・論理障害に対しての処置を行う
RAID情報の解析・再構築作業やファイルシステムの解析作業
・データの確保・復旧データの確認作業
前までの工程で取り出すことができたデータを作業用のハードディスクにコピーし、
データが正常に開くことができるかどうかの確認
専用の設備が整っていない業者や技術力が低い業者はデータ復旧作業に非常に時間がかかったり、
作業を依頼した結果復旧出来なかった挙句状態が悪化して手元に戻ってきたりすることがあります。
最後になりますが、クイックマンの紹介をさせてください
データ復旧専門クイックマンは関西一円を中心として全国で営業を行っているデータ復旧専門会社です。
データ復旧歴10年以上のキャリアを持つ技術者が在籍しておりデータ復旧の技術力には自信があります。
また、初期診断無料、成功報酬制ですので安心してご依頼頂けます。
今回解説いたしましたThecus(シーサス)NASは対応できない業者も多くありますので、
お困りの際にはご相談いただけますと幸いです。
対応可能なThecus(シーサス)NASの機種一覧
N2560
N4560
N2310
N2800
N4800ECO
N5550
N5810PRO
N5810
N7510
N6850
N8850
N8810U
N2810PRO
N2810PLUS
N2810(V2)
N5810PRO(V2)
N5810(V2)
N4810
N7770-10G
N7770
N7710-G
N7710
N8810U-G
N4510U PRO-S
N4510U PRO-R
N10850
N6850PLUS
N16000PRO
N12000PRO
N8900
W2000
W2000+
W2810PRO
W4000
W4000+
W4810
W5000
W5000+
W5810
W12850
W12000
W8900
W16850
W16000
W12910SAS
W16910SAS
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