データ復旧事例

RAID構成を削除してしまったPromise製Pegasus32からのデータ復旧成功事例（RAID障害　広島県広島市　サービス業）

投稿日：2023.01.07 更新日：2023.01.07

メーカー：promise製 (内蔵：東芝製)
型番：Pegasus32 (内蔵：MD4ACA400)
症状：RAID構成を削除してしまった
障害：RAID障害
費用：398,000円(税込437,800円)～
期間：約1週間

※オプション料金別

お客様より

macの外付けドライブとして購入したプロミスペガサスですが、データが見れなくなった電源ケーブルやthunderboltケーブルを抜き差ししたり、PromiseUtilityの画面のアナウンスを見ていましたが、改善しませんでした。utilityの画面を進めているうちにdeleteのボタンを間違って押してしまい、それ以上は何もしていません。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

広島県からPegasus32をお送りいただき、データ復旧クイックマン心斎橋本店で診断を実施いたしました。診断の結果、内蔵されているハードディスクには物理障害は発生していませんでした。RAID解析を実施するとRAID5の情報はあるものの、論理情報が一致しておらずデータは見れない状態となっていました。RAID解析が必要なRAID障害としてご対応いたしました。

復旧作業にチャレンジです

8台のハードディスクをRAID解析機器に接続し、RAID情報の解析を実施いたしました。現在見えているRAID5の情報は最近構成されたもので実際に使用されているときの情報ではありませんでした。RAID解析作業を進めるとユーザーデータが確認できる情報があったため、データを取り出しました。

データ復旧作業の結果

RAID構成情報の解析の結果お客様が作成されたフォルダツリー構造やファイルが確認できました。解析結果を保存し当社環境で正常なファイルかどうかを確認しました。30個ランダムに選んだエクセルファイルについては全て正常に開くことができる為、復旧結果をお客様にリモートでご確認いただきました。約1時間のデータ確認の結果、無事復旧できているとのことでしたのでご納品させていただきました。

担当技術者より

操作や設定が複雑なPromise製品をご使用されていて、管理者がおらずトラブル時の対応が決まっていない状態で使用されている会社様は意外と多くいらっしゃいます。もし、そういった状況でファイルサーバーを使用されている方がいらっしゃいましたら、運用方法を一度見直しされることをおススメいたします。運用方法をどのように見なしたら良いかわからない等がございましたら、クイックマンにご相談いただければデータの専門家がアドバイスさせていただきます。