データ復旧事例

パソコンにつないでもデータが読めない外付けハードディスク(HD-LC2.0U3-BKD)からのデータ復旧(物理障害　大阪市大正区　建築関連業)

投稿日：2022.09.17 更新日：2022.09.17

メーカー：バッファロー製(内蔵：東芝製)
型番：HD-LC2.0U3-BKD(内蔵：DT01ACA200)
症状：データが読めない
障害：物理障害
費用：49,800円 (税込54,780円)～
期間：3日程度

※オプション料金別

お客様より

社内のサーバーとして使用しているTerastationのバックアップ用の外付けです。週末にTerastationが使用できなくなり、ディスクエラーが発生していたので交換を行ってみると保存していたデータが完全に消えてしまっていました。そのためバックアップからデータの復旧を試してみたのですが、ハードディスクが認識してくれず、完全に手塚利です。。できる限りのデータの取り出しをお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

専用機器にて初期診断を行うと、起動から認識までの確認については問題はありませんでした。データ領域内へのアクセスを行うと、一部の領域で不良セクタの発生も確認したため、物理障害での対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器にてクローン作業を行ったところ、全体領域の99.99%以上の領域の取得に成功しました。作成したクローンディスク内にアクセスし、データ復旧用の解析ツールを通してフォルダやファイルの存在の確認を行ったところ、データの存在を確認することができたため確認できたデータの一時取得を行いました。取得できたデータのオープン確認を行ってみると、ランダムに選択した30ファイルすべて正常に開けることを確認できました。

復旧作業の結果

一時取得したデータを元に、復旧可能なデータのリストを作成し、お客様に確認を行っていただきました。無地に必要なデータが復旧できているということで復旧成功と判断はいただきましたが、不良セクタが発生していることから潜在的にファイル破損のリスクがあることを御理解いただいたうえで、データのお渡しを行いました。

担当技術者より

NASのバックアップのフォーマットについてですが、そのほとんどがNASで使用されている専用のフォーマットを使用してバックアップが行われているため、バックアップ機器を認識できたとしてもデータへのアクセスはできないという場合があります。NAS本体についても障害が発生した際によくある対応を行ってもデータを失うというリスクがあるため、障害が発生してしまったら、まずはクイックマンへご相談いただけますよう、お願いいたします。