データ復旧事例
移設時に倒してしまったデスクトップパソコンのハードディスク(ST2000DM005)からのデータ復旧(重度物理障害 大阪市此花区 運輸業)
メーカー:Seagate製
型番:ST2000DM005
症状:ハードディスクを読み込まない
障害:重度物理障害
費用:99,800円 (税込109,780円)~
期間:5日程度
※オプション料金別
お客様より
もともとハードディスクで動いていたパソコンをSSDの交換したことで余ったものをデータ保存用として再設定してもらって使用していました。社内での席替えがあり、移動先が自席の向かいだったためパソコンの向きを変えるだけで済まそうと電源を落とさずに移動させました。そして向きを変える途中で何かに引っ掛かり、パソコンが手元から滑り落ちて机の上に落としてしまいました。パソコン自体はこれといったダメージは受けていないようでしたが、データ保存用のハードディスクが認識しなくなっていて再起動を行っても全く読み込んでくれません。パソコン自体は使用できるので、認識しないハードディスクのみを持ち込みますので、データ復旧をお願いします。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
専用機器にて初期診断を行うために通電を開始したのですが、通電開始時点から電子音のような異音が発生し、モーターの回転が確認できなかったため、データの読み書きを行うヘッドがプラッタ上に固着している可能性が高いと判断し、開封作業を伴う重度物理障害での対応が必要であると判断しました。
復旧作業にチャレンジです
まずは開封確認を行って目視での内部の状態確認を行いました。確認の結果、やはりプラッタ上にヘッドが固着するモーターロックが発生していました。一度強制解除を行って改めて傷などの確認を行い、念のためにヘッド交換を行ってから専用機器にて通電確認を行いました。モーターの正常起動が確認できたため、制御情報へのアクセス、データ領域へのアクセスを試行しましたが、特に不具合が発生することはなかったためそのままクローン作業を開始しました。クローン作業の結果、全体領域の99.8%程度の領域の取得に成功できたため、作成したクローンディスク内にアクセスし、フォルダやファイルの存在の確認を行ってみましたが、データの存在が確認できたため、データの一時取得を行いました。
復旧作業の結果
一時取得したデータに対してランダムにOffice系のファイルを30ファイルほど選択し、オープン確認を行ってみましたが、製委託したファイルすべてが正常に開けることが確認できたため、データリストを作成し、お客様へ作業完了の報告を兼ねてお送りしました。日を改めてご来店いただき復旧ができたデータの確認を行っていただいて復旧成功と判断いただけたため、データのお渡しを行いました。
担当技術者より
ハードディスクに通電が行われていると、そのほとんどはヘッドがディスク上で指示待ち状態のまま動き続けています。そのような状態で何かしらの衝撃が伝わると、プラッタを傷つけるというリスクが発生し、傷の入り方によっては、大切なデータの復旧ができなくなるということもあります。パソコンやNAS、サーバーなどの移設を行う際は必ず電源を落としていただいてから作業を行っていただければと思います。
まとめ
移設時に倒してしまったデスクトップパソコンのハードディスク(ST2000DM005)からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
【クイックマンからのお知らせ】
急ぎでデータが必要ということでデータ復旧のご相談をいただくことが増えてきています。
特に大阪市内の場合、出張費無料でのデータ復旧のご提供が可能です。
詳細は下記よりご確認ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
お問い合わせ:
Tel:0120-775-200
✉:info@s-systems.jp
https://www.quickman-pc.com/rescue/