データ復旧事例
ディスク交換が成功しなかったNAS(TS-469L)からのデータ復旧(物理障害 愛媛県松山市 IT関連業)
メーカー:QNAP製(内蔵:WesternDigital製)
型番:TS-469L(内蔵:WD40EFRX)
構成:4TB×4台構成、RAID5
症状:ディスク交換が成功しなかった
障害:物理障害
費用:99,800円 (税込109,780円)~
期間:4日程度
※オプション料金別
お客様より
開発データなどを保存しているNASです。一昨日からアクセスができなくなってしまい確認してみたところ、3番のハードディスクが正常に認識できていない状態でのエラーとなっていたため、ディスク交換を行って再度起動させてみました。起動は成功して使用可能な状態にはなったのですが、もともと保存していたデータが完全に消えてしまっていました。取り出せる限りのデータを復旧していただきたいです。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
障害発生時点のハードディスクの構成で機器をお預かりし、初期診断を開始しました。その結果、もともとエラーが発生していた3番ハードディスクからは物理的な障害を確認しませんでした。それ以外のハードディスクに対して診断を行うと、2番のディスクから不良セクタの発生を確認しました。物理障害での対応を行うことにしました。
復旧作業にチャレンジです
専用機器を使用しての4台のハードディスクのクローン作業を行いました。2番ディスクに関しては、全体領域の99.98%程度の領域取得に成功し、それ以外のハードディスクは特に問題なく全領域の取得に成功しました。作成したクローンディスクを使用してRAID5の再構築を行ってみましたが、データの存在を確認できませんでした。RAID情報の解析と調整を行い改めてデータ領域内へのアクセスを行ってみると、データの存在を確認することができました。データの一時確保を行って、確保したデータにある30ファイルほどをランダムにピックアップして、ファイルのオープン確認を行ってみました。選択したファイルすべて正常に開けることが確認できたため、復旧成功と判断しました。
復旧作業の結果
一時確保したデータからデータリストを作成し、お客様へリスト上での確認を行っていただきました。リスト上にあるいくつかのファイルを選択いただきオープン確認の依頼をいただきました。ご指定いただいたファイルのオープン確認を行ってみると、すべて問題なく開けることが確認できたため復旧作業成功とさせていただき、データのお渡しを行いました。
担当技術者より
RAID5やRAID6にてNASやサーバーを運用されているお客様より、耐障害性があるので1台ハードディスクに異常が出たとしても大きな問題ではないと伺うことがありますが、データ復旧エンジニアの目線からでは大きな間違いです。今回のように1台でもハードディスクに障害が発生すると、使用ができなくなことがあるということも対応を行う経験上あるため、NASやサーバーの運用を行われる際には、バックアップもセットで考えていただくようにご案内をしております。データ復旧のご相談、ご依頼いただく際は是非経験豊富なエンジニアがデータ復旧対応しているクイックマンへ!
まとめ
ディスク交換が成功しなかったNAS(TS-469L)からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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