データ復旧事例
施設からの持ち出しができないDELL製サーバPowerEdgeT110からの出張データ復旧(物理障害 徳島県徳島市 病院様)
メーカー:DELL
型番:PowerEdge T110
症状:サーバが立ち上がらない。メーカー保守でハードディスク障害の可能性が高いと判断された。
障害:物理障害
期間:36時間
※オプション料金別
お客様より
病院で使用しているDELL製サーバが立ち上がらなくなりました。メーカーの保守に対応していただき障害状況の確認やRAIDコントローラーの交換を試みてもらいましたが立ち上げることができませんでした。病院で個人情報が多く保存されているサーバの為、規定で持ち出しが出来ない状態です。出張でのデータ復旧対応が可能なデータ復旧業者を探しクイックマンに依頼しました。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
出張での現地診断
事前に秘密保持契約の取り交わしを行った上でご訪問させていただき診断をさせていただきました。
結果としては、4台内蔵されている0番~3番ハードディスクの内、0番および3番ハードディスクの2台に不良セクタと呼ばれる読み取り不良領域が発生している状態でした。専用機器でクローンを作成した後にRAIDの再構築を行いデータ復旧を行う必要がある状態でした。
復旧作業にチャレンジです
お客様に診断結果をご説明させていただいた後にデータ復旧の実作業に取り掛かりました。データ保全も含め0番~3番の4台のハードディスクのクローン作業を実施しました。不良セクタの発生している0番、3番ハードディスクの不良セクタ発生箇所については読み取り速度を調整しできる限り100%に近い状態のクローンの作成を行いました。4台のクローンを作成した後にそれぞれのハードディスク内に書き込まれているデータの解析を行いました。解析を行った結果として、3番ハードディスクには1年以上前のデーしか保存されていないことがわかりました。また、構成されていたRAIDの種類としてはRAID5で構成されていたことがわかりました。
以上のことより、今回のDELLサーバでは0番~3番の4台のハードディスクの内、3番ハードディスクが1年以上前に壊れ、それ以降は0番、2番、4番のハードディスクで運用されており今回0番ハードディスクに障害が発生したことでサーバが動作しなくなったと考えられます。※RAID5構成は1台が壊れても使用できるRAID構成で、2台目が壊れると運用できなくなります。
直近まで使用されていた0番、2番、4番の3台のクローンハードディスクでRAIDの再構築を行った結果、最新のデータを含めたお客様のデータを確認することができました。
復旧作業の結果
復旧できたデータをお客様にご確認いただいたところ、エクセル、ワードなどオフィス系のファイルは全ての問題なく復旧できてるとのご判断をいただくことができました。
また、専用ソフトで使用すSQLのデータファイルについてもソフトウェア会社と連携をとり正常であることが確認できました。
以上の結果より、今回のデータ復旧作業では99%以上の復旧率と判断しております。
担当技術者より
今回のお客様は、組織内の規定で個人情報保存されたデータの持ち出しが出来ないとのことで出張でのデータ復旧作業をさせていただきました。社会でのセキュリティー意識の高まりとともに出張でデータ復旧のご相談は年々多くなってきております。クイックマンでは、関西・四国・中国地方を中心に出張データ復旧の体制を強化しておりますので、お困りの際には是非ご相談ください。
まとめ
持ち出しのできないサーバのトラブルでも、クイックマンなら出張、現地でのデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
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嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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