データ復旧事例
ファームウェア更新に失敗したNAS(AS6604T)からのデータ復旧(物理障害 岡山県岡山市 WEB関連業)
メーカー:asustor(内蔵:WesternDigital製)
型番:AS6604T(内蔵:WD40EZRZ)
構成:4TB×4台構成、RAID5
症状:ファームウェアの更新に失敗した
障害:物理障害
費用:99,800円 (税込109,780円)~
期間:5日程度
※オプション料金別
お客様より
昨年に古くなったNASと入れ替えて使用していたものです。最近動きが不安定に感じていたため、メンテナンスのために管理画面を確認してみると、ファームウェアの更新を促す通知があったため、更新を行いました。その後再起動を求められたため、再起動してみたのですが起動しなくなってしまいました。導入前のNASはたまたま処分に困って放置していたため、バックアップとして半年ほど前までのデータは残っています。それ以外の動画や画像のデータが必要です。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
専用機器を使用しての初期診断を行てみたところ、使用されている4台のハードディスクのうちの1台から物理障害が確認されたため、物理障害での対応が必要であると判断しました。残る3台のハードディスクからは物理な障害を確認することはありませんでした。
復旧作業にチャレンジです
専用機器にて物理障害が発生しているハードディスク含めたすべてのハードディスクに対してクローン作業を開始しました。クローン作業の結果、物理障害を発生させていたハードディスクは全体領域の99.98%程度、それ以外のハードディスクに関しては、領域全体を問題なく取得することができました。作成したクローンディスクを利用してRAID環境の再構築を行ってデータ領域内にアクセスを行ったところ、フォルダやファイルの存在を確認することができました。ただ、一部のフォルダの構成に違和感があったため解析作業を行って確認できたデータの一時確保を行いました。一時確保データ内の動画や画像データの30ファイル程度をランダムにオープン確認を行ってみましたが、2ファイルほどファイル破損があったものの、それ以外はすべて正常に開くことができました。
復旧作業の結果
取得できたデータのリストを作成してお送りし、リスト上にある情報について説明をしました。こちらの想定していたのですが、一部フォルダ構成が変更されていた領域内にも必要なデータがあることがわかり、データリストからいくつかのファイルをピックアップしていただいてオープン確認を行ってみましたが、無事にすべてのファイルを開くことができたため復旧成功とさせていただき、一時確保データを復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より
今回はRAID構成機器で発生した現象ですが、パソコンにおいてもアップデートの失敗で起動できなくなるということはあります。挙動が不安定だったということから、潜在的に発生した障害がファームウェアの発生をきっかけに表に出てきてしまったという可能性もあります。NASやサーバー機などの大容量機器を使用される場合は、簡易なものでもよいのでBCP(事業継続計画)策定されて、バックアップ+機器トラブルに備えていただくことが重要です。データ復旧のご相談、ご依頼いただく際は是非クイックマンへ!
まとめ
ファームウェア更新に失敗したNAS(AS6604T)からのでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
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