データ復旧事例
再起動すると使えなくなったリンクステーション(LS210D0301)からのデータ復旧(物理障害 山口県長門市 サービス業)
メーカー:バッファロー製(内蔵:東芝製)
型番:LS210D0301(内蔵:DT01ACA300)
症状:再起動が完了しない
障害:物理障害
費用:59,800円~ (税込み65,780円~)
期間:4日以内
※オプション料金別
お客様より
半年ほど前に入れ替えたリンクステーションです。ここ最近データの読み出しが遅いとのことで再起動を行ってみると、いつまでたっても白いランプが点滅を続けているだけでアクセスができなくなってしまいました。社内のパソコンに詳しいものがハードディスクを取り出してみてパソコンにつないてみましたが、認識されないとのことです。前に使用していたものは入れ替え時に業者が持ち帰って、すでに処分されています。バックアップなどもないため何とかデータを取り戻してほしいです。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
筐体からハードディスクを取り出し、専用機器での初期診断を開始しました。専用機器上での起動や認識には障害は見当たりませんでしたが、制御情報へのアクセス時に多数の異常が見つかり、データ領域へのアクセスを行った際にも特定の領域で非常に挙動が不安定になっていたため、物理障害での対応を行うことにしました。
復旧作業にチャレンジです
専用機器にて制御情報の調整を行い最適化を完了させてから、クローン作業を開始しました。状態を確認しながらクローン作業を進めていくと複数あるヘッドの内の1本で読み込みが不安定になっていたため、まずは不安定なヘッド以外を使用してクローン作業を完了させました。その後、不安定なヘッドからの情報の読み出しを行い負荷調整などを行いながら、全体領域の99.95%程度の領域取得に成功しました。作成したクローンディスクよりデータの保存領域にアクセスを行ってみたところ、データの存在が確認できました。データの一時確保を行ってから30ファイル程度をランダムオープン確認にてファイルが開けるか試したところ、選択した30ファイルのうち、28ファイルは正常に開けることを確認できましたが、2ファイル破損が発生していました。取得できたデータのリストを作成し、お客様に確認いただくことにしました。
復旧作業の結果
お客様に取得できたデータのリストの確認を行っていただきました。作業の結果をお伝えもしたところ、とりあえず保存データ全てが復旧対応として考えていたので、このままデータをいただきたいとのことでした。最終的に復旧成功と判断いただき、納品用媒体へデータのコピーを行って復旧データと障害機器の返却をしました。
担当技術者より
今回は、1本のヘッドが不安定で物理障害として何とかデータ復旧作業が行える状態でしたが、ハードディスクが認識できるのにフォルダやファイルを開くことができず、診断を行ってみると、ヘッド破損を起こしていたということは事例としてあります。障害が発生するとこうしたらいいよという記事もありますが、イレギュラーの発生を加味すると、あまりお勧めできるものではありません。ハードディスクに負荷がかかって完全破損し、データ復旧できない状態になってしまう可能性があるためです。トラブルが発生した際は、クイックマンへご相談いただくことをお勧めします。
リンクステーションについてまとめた記事もありますのでご参考ください!!
まとめ
再起動すると使えなくなったリンクステーション(LS210D0301)からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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