データ復旧事例
NASアクセス不可の後、別筐体にハードディスクを入れ替え復旧しようとして失敗したリンクステーションデータ復旧(論理障害 山口県山口市 建設業)
メーカー:BUFFALO
型番:LS-QV12TL/R5 HD-QL12TU3/R5
症状:データアクセス不可
障害:論理障害
費用:149,800円~ (税込み109,780円~)
期間:7日間
※オプション料金別
お客様より
事務所で使用しているバッファロー製リンクステーションにアクセスできなくなりました。本体を確認したところ電源がついていない状態でした。電源ケーブルの変更など再起動を試みましたが、電源ボタンを押しても起動させることができませんでした。同様の4台構成のバッファロー製ドライブステーションにハードディスクを入れ替え起動しようとしてみましたが、データを見ることができません。そうこうしている内にリンクステーションとドライブステーションのハードディスクの判別がつかなくなってしまいました。素人では手に負えないと思いデータ復旧の専門業者であるクイックマンに相談しました。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
郵送でのご対応となりました。リンクステーションとドライブステーションの両方をお送りいただき、合計8台のハードディスクの物理障害を調べたところ、8台共に物理的な障害は発生していませんでした。ただし、お客様のご申告通り、それぞれのハードディスクがリンクステーションとドライブステーションのいづれで使用されていたか、何番ハードディスクであったかが、判断できない状態でした。データを復旧する為にはRAIDの解析作業が必要と判断しました。
復旧作業にチャレンジです
8台のハードディスクの解析作業を実施しました。まず、1台1台のハードディスクに書き込まれているハードディスクの情報を解析し、それぞれのハードディスクの最新のデータのチェックを確認したところ、4台については直近半年間使用されていないことがわかりました。それらの4台については、お客様からのヒアリング情報を元にドライブステーションに内蔵されていたハードディスクと判断しました。次にドライブステーションで使用されていた4台を除外し、リンクステーションで使用れていた可能性の高い4台のハードディスクのRAID情報の解析作業を実施しました。バイナリーデータと呼ばれる16進数で表示されるデータを1台1台確認しRAIDの情報、ディスクの順番を判断していきます。その結果、お客様の必要なデータのフォルダ構成を確認することができ、すぐに一時確保作業を開始しました。
復旧作業の結果
一時確保したデータを当社内でオープン確認したところ30ファイル中30ファイルの正常オープンを確認しました。また、データリストを作成しお客様にご確認いただいたところ全てのデータが復旧されているとのご判断をいただくことができました。
以上のことより99%以上のデータが正常に復旧できていると判断しました。
担当技術者より
今回の復旧作業では、お客様も初期対応を完全に間違えてしまったと後悔しておられました。リンクステーションなどのNAS機器、RAID機器のトラブル時の対応を間違うとデータ復旧の難易度が上がってしまったり、最悪の場合データ復旧ができなくなってしまう場合もありますのでトラブルが発生した際は専門業者にご相談いただくことを強くおススメさせていただきます。
リンクステーションについてまとめた記事もありますのでご参考ください!!
まとめ
RAID構成がわからなくなってしまったNAS機器からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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