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MousePro(マウスプロ)データ復旧ガイド【急ぎでも大丈夫】
マウスコンピューターはご存知の通り、パソコンの販売を行われている日本のメーカーです。
デスクトップパソコンやノートパソコンでマウスコンピューターを知らないという方のほうが
探すことが難しいくらいですよね?
実は、マウスコンピューターからも、”MousePro(マウスプロ)”というブランドにてサーバー機を
販売されています。この”MousePro(マウスプロ)のサーバー機ですが、データ復旧のご相談をいただくことが
増えてきています。サーバーと言えば、DELLやHPなどのシェアが大きいため、日本メーカーの
サーバーにお目にかかることはあまりないかと思いますが、マウスコンピューターのサーバーも、
しっかりと活躍しています。
マウスコンピューター製のサーバーであっても、他社製のサーバーであっても、やはり何かしらの
タイミングで、障害が発生してしまう場合があります。サーバー機のほとんどは、RAIDと言われる
複数のハードディスクを一つのハードディスクとして認識させる技術を使用されています。
そのため障害が発生すると、RAIDを構成するハードディスクがすべてそろっていなければ、
基本的にデータの復旧を行うことができません。
また、目に前にある障害の状態が想定外の状態で、対応を間違えてしまったことにより、大切なデータを
失ってしまったという例も少なくはありません。
筐体の破損やRAIDアレイの消失などはデータ復旧業者でも難易度が高く、
技術力の無いデータ復旧業者ではデータ復旧できない恐れもあります。
そんなMousePro(マウスプロ)のデータ復旧において、失敗しないための方法を解説いたします。
MousePro(マウスプロ)の構成の確認
マウスプロのサーバーは、WEB上ではRAID1(ミラーリング)での構成の情報が掲載されていますが、
BTOでのカスタマイズを行うことで、RAID5への変更が可能となっています。
RAIDの構成でデータの最大書き込み量が1TB~24TBまで対応が可能となっています。
デフォルトのミラーリングを使用するか、RAID5で3TBの容量を選択されるところがスタンダード
といったところでしょうか。
データ復旧を依頼する場合に特に押さえておきたいのは
・ディスク台数・・・使用されているディスク台数と1台当たりの容量
・ディスクの順番・・・元々のディスクの順番を間違えないでください。
・障害が発生した際の症状
・障害発生後におこなったこと
の4点です。
RAIDとは前述の通り、複数のHDDを1本のドライブとして結合させる技術で、RAIDの組み方によって
データの耐障害性を高めています。複数本のHDDを使ってRAIDを構成している場合、RAID0を除き、
ディスクに障害が出た場合も、ディスク交換などのメンテナンスでRAIDを復元することが可能です。
これらRAID構成に関する情報はデータ復旧をおこなう上で非常に重要な情報となります。
障害発生時は焦らず、注意してこれらの情報をご確認ください。
MousePro(マウスプロ)故障の原因
MousePro(マウスプロ)に保存したデータにアクセスできない場合、
その原因にはいくつかの代表的なパターンがあります。
1.MousePro(マウスプロ)内蔵基板の故障
MousePro(マウスプロ)は簡単に説明すると、基板と電源パーツ、内蔵HDDによって構成されています。
もっとも故障率が高いのは内蔵HDD部分ですが、一般的なサーバー機の多くは、
RAIDコントローラーと呼ばれる拡張基板が組み込まれ、こちらにHDDが接続されています。
この拡張基板の破損によって、RAIDを構築できなかったり、そもそもHDDを認識できなくなり、
保存データへアクセスできくなってしまいます。
2.ネットワーク部品の故障(または設定ミス)
ネットワーク部品の故障の場合、サーバー側なのかネットワーク側なのかの切り分けが必要です。
サーバー側が原因の場合、設定ミスなどでネットワーク情報が変更されていなければ、
基板上のLAN端子周辺が破損している可能性が高くなります。
LAN端子が複数モデルの場合は、空きになっているLAN端子にケーブルをつないでみて
アクセス確認を行っていただくのが確実かと思われます。
3.誤消去、誤フォーマット
操作ミスにより削除やフォーマット、上書き、RAID構成の変更などをおこなってしまった場合です。
ネットワークの共有フォルダでは、特に設定しない限りゴミ箱機能がありません。
また、誤ってフォルダごと消してしまうなどのトラブルは皆さんが想定されているよりも多いです。
RAIDの構成変更や再構築(リビルド)を行ってしまうと、データ領域内の物理フォーマットが行われ、
大切なデータの存在すら完全に消去されてしまうことがあります。
4.HDDの損傷
うっすらとは皆さんも気が付いておられるかと思いますが、HDDは消耗品です。平均4~5年で壊れると言われています。
もちろん、中には10年以上動き続けるHDDもありますが、NAS用途などの常時稼働の環境では、使用されている部品の
劣化速度も速くなるため、4~5年も経てばいつ壊れてもおかしくないとお考えください。
データ復旧のご相談をいただくお客様の中で、HDD(ハードディスク)は、直訳すると堅いディスクなるので
壊れにくくて頑丈であるという認識を持つ方が結構おられます。HDDは精密機器です。壊れやすさなども考えると、
超精密機器と言えます。神経質に扱う必要まではありませんが、取り扱いには十分に注意が必要です。
“MousePro(マウスプロ)故障時の対応
1.内蔵基板の故障と
2.ネットワーク部品の故障(または設定ミス)については、
メーカー修理または保守での対応が可能であることがほとんどです。保守期間内であれば
メーカーのサポートやサービスマンを呼ぶことで、解決できることが多いです。
ただ、メーカーの保守はあくまで機械部品についての保守で、データについては保証外となります。
十分にご注意ください。
保守期間を過ぎている場合、年数にもよりますが、修理よりも買い替えが望ましい場合もあるかと思います。
特にRAIDコントローラーの交換が行われた場合、RAIDの構成を一から再度行われるため、
データが完全消失するリスクがあります。現状データの保全という意味も含めて、データ復旧を
おこなう必要性が高くなります。
RAID構成が絡むとデータの抜き出しは難易度があがります。
できれば専門のデータ復旧業者へ依頼されるのが良いでしょう。
3.誤消去、誤フォーマットについては内容により対応が変わります。
データ復旧 誤消去で検索すると市販の復旧ソフトがでてきますが、
そもそもネットワーク越しにスキャン可能な復旧ソフトが少なく、
HDDを直接スキャンするにしても対応ソフトと環境を準備し、
正しく作業をおこなうことは一般の方には難易度が高いです。
できればデータ復旧業者へ相談されることをお勧め致します。
また、誤フォーマットやRAIDアレイの消去の場合は、
個人でのデータ復旧作業は無理がありますので、
データ復旧業者へ相談ください。
ただのパソコンであればそれほど難易度の高い症状ではありませんが、
サーバーなどのRAIDを使用している機器の場合は格段に難易度があがります。
4.HDDの損傷が原因の場合、データ復旧作業が必要です。
メーカーサポートへトラブルの切り分けを依頼すると、HDDの交換作業を指示されます。
ただ、メーカー側は修理時においてデータの保証はいたしませんので、
作業の行ってしまうとデータが消滅する可能性があることまで言ってくれない場合があります。
メーカーの指示なので間違いないだろうと作業を行われるかと思われますが、
メーカーはデータの復旧では無く、あくまでサーバーを使えるようにするという目標を目指して
サポートをおこなっているところがポイントです。
危険度大!?”MousePro(マウスプロ)のディスク交換作業
RAID機器においてディスクに障害が発生した場合、ディスク交換を行ってRAIDを再構成する作業をリビルド作業といいます。
しかしながらディスク交換は既存のディスク内のデータをスキャンし、交換したディスクに書き込むべきデータを
再生成する作業になるため、既存ディスクへの負荷が大きく、万が一不良セクタなどが発生した場合に2次故障が発生する恐れがあります。
2次故障が発生した場合、RAID情報そのものを失ってしまうことがあります。また、本来障害が発生してるHDDとは別のHDDがエラーを
起こしているようにエラーサインが表示され、表示された情報に従ってディスク交換を行ったらデータが完全消滅していたということも
ご相談をいただく中にはあります。こうなるとRAID情報の解析作業からデータ復旧作業を行っていく必要があります。
大事なデータである以上、最悪の事態を想定して対処することが重要です。
ディスク交換をおこなう際には、データへのアクセスが可能であれば全データのバックアップを。
アクセスができない状態であれば、データ復旧業者に依頼して既存データの確保を行っていただくことが非常に需要です。
データ復旧業者はサーバーRAID・NASの事例とクチコミをみて選ぶ
ではデータ復旧業者に騙されないための対策をご存じでしょうか?
データ復旧業者のサイトには皆様にとって心地よい響きを与えてくれる表現が非常に多いです。
低価格がウリのサイト、信頼度抜群?のサイト、復旧作業が早いサイトなど様々です。
でも、データ復旧に実際にデータ復旧がどうこうと詳しい方というのはほとんどいませんし、
データ復旧業界に身を置くものでもない限り、サイトを見てもその良し悪しを判断するのは困難です。
しかしデータ復旧について詳しくない方でもデータ復旧業者を見分けるのに有効な方法が2つあります。
まず一つ目はデータ復旧事例です。
データ復旧事例には実際にデータ復旧を行った事例が掲示されます。
事例の掲載量が多い業者はそれだけ経験が多く、
あらゆる障害に柔軟に対応できる可能性が高いです。
逆に事例が少ない業者は、そもそも実績の少ない会社であったり、専門性の低い業者なのかもしれません。
宜しければ当社の復旧事例をご覧ください。
業界でもトップクラスの復旧事例数では無いかと自負しております。
二つ目にクチコミです。googleマップにはクチコミという機能があるのをご存知でしょうか?
飲食店などを探す際に、検索サイトなどで星いくつなどの評価や利用者のコメントをご覧になるかと思います。
実は、googleマップにも同じような機能があります。
そのお店の名前で検索するとそのお店の情報が表示されます。そこには実際に利用された方の感想が
クチコミとして掲載され、評価された点数の平均なども表示されます。
ただ、投稿件数が少ないと正確性に欠けますが、ある程度の投稿数があるクチコミならかなり信頼度が高いと思います。
ただ、最近ではほとんどないと思われますが、ステマなどの可能性もありますので、念のため悪い評価も見ておくのがよいかと思います。
失敗しない業者選びをするためは、クチコミはもっとも信頼できる情報ではないでしょうか?
宜しければ当社 心斎橋本店のクチコミをご覧ください。
おかげさまで非常に高いご評価を頂き、感謝、感謝です。
僕らにとってこのクチコミは本当に励みです。
対応可能な”MousePro(マウスプロ)の機種一覧
MousePro Essencialシリーズ
・MousePro-SV260ESE
・MousePro-SV260ESB
・MousePro-SV260ESE-SSD
MousePro Standardシリーズ
・MousePro-SV260STB
・MousePro-SV260STB-SSD
・MousePro-SV260STE
・MousePro-SV260STB-SSD
OSなしモデル
・MousePro-SV260NE
・MousePro-SV260NB
もちろんこれ以外の機種であったり、サーバー利用されているワークステーションも対応可能です。
まずはお気軽にご相談ください。
クイックマン(S&Eシステムズ株式会社) フリーダイヤル:0120-775-200
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