データ復旧事例
パタンと倒れてから認識しなくなった外付けハードディスク(HD-LE2U3-WA)からのデータ復旧(重度物理障害 香川県坂出市 製造業)
メーカー:バッファロー製(内蔵:WesternDigital製)
型番:HD-LE2U3-WA(内蔵:WD20EZRZ)
症状:認識しない
障害:重度物理障害
費用:99,800円~ (税込み109,780円~)
期間:4日程度
※オプション料金別
お客様より
半年ほど前にバックアップデータをこのハードディスクに移行させて使用していました。先日、パソコンにつないで計測データの精査を行っている際にうっかり倒してしまいました。使用しているプログラムが固まってしまったので再起動させてデータを読ませようとしましたが、ハードディスクを読み込まなくなってしまっていました。システムの管理者に相談してみると、どうしてもデータが必要ならデータ復旧を頼むしかないとのことでした。画像データと計測のデータが重要です。以前まで使用していたハードディスクを廃棄していてこちらにしかデータがないので何とかデータの復旧をお願いします。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
ご相談いただいた当日中にクイックマンへの発送手配を完了していただけたため、翌日には初期診断を行うことができました。専用機器上での通電確認を行ってみたのですが、カッコンカッコンという異音がして正常に起動できなかったため、重度物理障害での対応となりました。
復旧作業にチャレンジです
ハードディスクを開封し、内部の状態を確認してみましたが、特に作業不可となる要因がなかったためヘッド交換作業を行い、専用機器を通して状態の確認を行ってみました。挙動が不安定なところもありましたが、取り急ぎクローン作業を開始しました。途中で2回ほどヘッド交換を行って全体領域の99.9%以上の領域取得に成功しました。クローンディスクのデータ領域へアクセスを行ってみると、データの存在が確認でき、保存されているファイルをランダムに30ファイルほど選択してオープン確認を行ってみましたが、すべてのファイルを正常に開けることが確認できました。この時点で復旧作業成功と判断させていただきデータリストを作成、作業結果を合わせてお客様へ報告しました。
復旧作業の結果
お客様にリストの確認を行っていただいた結果、復旧成功と判断いただくことができました。障害機器と同梱して送っていただいた納品用媒体にデータのコピーを行って、復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より
ハードディスク内のデータには、ヘッドをどこまで動かせばどの位置にたどり着くかという位置情報のようなデータも存在し、この情報を使用してデータの読み書きを行っています。今回は、位置情報を読むように指示を受けたヘッドがたどり着いた先に指定された情報がなく、振り切ってしまうという状態でした。この現象が発生することで、カッコンカッコンやカチカチ等の異音の原因の一つとなっています。このような症状であれば、ヘッドの交換作業を行うことで、高確率でデータの復旧を見込むことができます。ハードディスクの開封自体がリスクを伴う作業なため、最終手段となりますが、物理障害などよりも復旧成功時のデータ復元率が高いのも事実です。異音が発生して壊れてしまったとデータを諦める前に、まずはクイックマンへご相談いただければと思います。
まとめ
パタンと倒れてから認識しなくなった外付けハードディスク(HD-LE2U3-WA)からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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