データ復旧事例
デスクトップで使用していて認識しなくなったハードディスク(WD10TPVT)からのデータ復旧(物理障害 岡山県津山市 デザイン業)
メーカー:WesternDigital製
型番:WD10TPVT
症状:パソコンが起動しない
障害:物理障害
費用:49,800円~ (税込み54,780円~)
期間:5日程度
※オプション料金別
お客様より
以前は外付けのハードディスクで使用していたのですが、購入当時からデータの読み書きにストレスを感じていたためパソコンに詳しい知り合いがパソコンの中に組み込んでくれました。現在使用中のパソコンもその知り合いに組み立ててもらったのですが、数日前にパソコンの動きがおかしくなって再起動したらそれから起動しなくなってしまいました。パソコンを見てもらうと、WD10TPVTの動きがおかしくて起動しないということがわかりました。パソコン自体は現在正常に使用できていますが、WD10TPVTに保存していたデータが非常に重要です。特にここ2週間程度で作成したデータが非常に重要です。データの復旧をお願いします。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
障害が発生したハードディスクのみを郵送していただき、専用機器にて初期診断を行ってみました。専用機器上での起動や認識、制御情報の状態については特に障害が発生しているようなところは見当たりませんでしたが、複数あるデータの読み書きを行うヘッドの内の一つでデータの読み込みが非常に不安定な状態になっていました。クローン作業が必須であるため、物理障害での対応が必要であることをお客様にお伝えしました。
復旧作業にチャレンジです
専用機器を使用してのクローン作業を開始しました。正常に稼働しているヘッドの領域からまずは全体の情報の取得を行い、約85%の領域の取得に成功しました。残りの領域は稼働不調を発生させているヘッドの領域であったため、まずはあまり負荷をかけずに情報の読み出しを行い、その後負荷調整を行いながら不良セクタの判定を行っていきました。その結果、ハードディスク全体の領域の99.98%程度の領域取得に成功しました。作成したクローンディスクのデータ領域にアクセスを行ってみたのですが、フォルダやファイルの存在が確認できませんでした。解析作業を行ってみたところ、データの存在が確認できたため、データの一時取得を行い、取得したデータに対して20ファイル程度のランダムオープン確認を実施、選択したファイルすべてが正常に開くことができたため、復旧成功と判断しました。
復旧作業の結果
一通りの作業が完了できたので、データリストを作成し、お客様に取得データのオープン確認ファイルの指定を行っていただきました。すると、一部のフォルダ構成に破損が発生していることが発覚したため、取得データ内で検索を行って別フォルダとして存在していることを確認していただきました。重要度の高いデータについても先ほど確認いただいた別フォルダに存在していて正常に開けることを確認いただけたため、復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より
初期診断の時点で分かったのですが、不良セクタが発生する領域が一定の周期で発生していたことから、ディスク上に傷が入ってしまっていると判断しました。データ復旧業界でよく言われている”傷”についてですが、傷が入ってしまっているとデータ復旧ができなくなるというところは全く間違いではなく、傷が入ってしまっていてもデータ復旧をできることがあるということをご理解いただければと思います。今回のように物理障害を発生させていることがあれば、交換作業が必要な重度物理障害が発生していることもあります。何かしらの障害が起きてしまったと言ってデータを諦める前に、まずはクイックマンへご相談いただければと思います。
まとめ
デスクトップで使用していて認識しなくなったハードディスク(WD10TPVT)からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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