データ復旧事例
NASで認識できなくなったHDD2台(QNAP TS231P)からのデータ復旧(物理障害 RAID1 NASでHDDが認識しなくなった 広島県呉市 製造業)
メーカー:QNAP製 (内蔵:WesternDigital製)
型番:TS231P (内蔵:WD10EZEX)
症状:NASでHDDが認識できなくなった
障害:物理障害
費用:59,800円~ (税込65,780円~)
期間:約4日
※オプション料金別
お客様より
QNAPのNAS(TS231P)を使用していますが、突然NASのデータへアクセスできなくなりました。色々調べていると、NAS本体がHDDを認識していなくてデータが見れていない様です。他のHDDを搭載してみるとQNAP本体は正常に動いているみたいなので、今はとりあえず新品のHDD2台で稼働させています。2017年からのデータが入っているHDDのデータ復旧をお願いします。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
お客様からお預かりした2台のHDDを専用機器で診断すると物理的な障害である不良セクタが2台ともに発生していることを確認しました。経年的な磁気エラーが原因の不良セクタが発生してしまうとパソコンやNASで正常に認識できなくなってしまう為、QNAP製NASで認識できなくなったものと考えられます。物理障害としてお客様にご案内し、作業を実施させていただきました。
復旧作業にチャレンジです
障害が発生しているHDDから作業用のHDDへデータを移行しながら、不良セクタ等のエラーを解消するクローン作業を行いました。正常に読み取ることができる領域から先にデータを移行し、不良セクタとして読み飛ばした領域に対して負荷調整を行いつつデータを移行しました。結果として2台ともに99.99%以上の精度でデータを移行することができました。クローンHDD2台をRAID構成することでお客様のデータが確認できました。
復旧作業の結果
確認できたデータが破損しておらず、正常に開けるかどうかを確認するために当社環境でファイル確認を行いました。CADデータやEXCELデータ・PDFデータからランダムに30点確認し、30点全て正常に開くことができました。フォルダ構造やファイル名、作成日付などが確認できるリストを作成し、お客様にお送りすると重要なデータが揃っているとのことでしたのでご納品いたしました。
担当技術者より
Qnap製のNAS機器は、比較的容易に様々な機能を使用することができるので利用される会社様が増加傾向にあるように感じます。そのせいもあってか、ここ数年でデータ復旧のご依頼も多くなってきております。特に今回のようにQnapのファームウェアの不具合による障害が、他社製NASに比べて多いように感じます。ファームウェアの更新の前には、バックアップがしっかりととれているかを確認していただいてから、ファームウェアの更新を行うことをおススメいたします。
まとめ
QNAP製NAS(TS231P)で認識できなくなったRAID構成HDDからでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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