データ復旧事例
起動できなくなったQnap製NAS(TS-431X2)からのデータ復旧(論理障害 起動しなくなった 滋賀県大津市 デザイン業)
メーカー:QNAP製 (内蔵HDD:WesternDigital製)
型番:TS-431X2 (内蔵HDD:WD30EFRX)
症状:電源が入らない
障害:論理障害
費用:99,800円~ (税込み109,780円~)
期間:約4日
※オプション料金別
お客様より
社内のサーバーとして使用しているQNAP製NASです。週明けから使用できなくなってしまっていて確認してみると、電源が切れていました。電源がつながっていることを確認して電源を改めて入れてみても反応がないです。保存しているデザインのデータや個人で使用するエクセルなどのデータが重要です。できるだけ早いデータの復旧をお願いします。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
お客様より障害機器をお持ち込みいただき、専用機器にて使用されていた4台のハードディスクの初期診断を行ってみましたが、特に物理的な障害が見つからなかったため、論理障害での対応を行うことにしました。ただ、お客様からはとにかく最優先でデータの復旧を行ってほしいというご要望があったため、特急対応にてデータ復旧作業を行うことにしました。
復旧作業にチャレンジです
ハードディスク自体に物理的な障害はありませんでしたが、念のために4台すべてのハードディスクのクローン作業を行いました。作成したクローンディスクをRAIDデータ専用の復旧機器を使用してデータ領域へのアクセス確認を行ってみました。ハードディスクを機器上で認識させるだけではデータ領域の確認ができなかったため、RAID情報の構造解析を行い、RAID5で構成されていることが確認できました。構造解析にて得た情報を元にRAID5の再構築を行うと、お客様のデータを確認することができた為、データの一時確保を行いました。
復旧作業の結果
一時確保したデータからデータシルトを作成し、お客様に必要データの有無を確認していただきました。また、お客様に提示を行ったデータリストより一部のデータに対してオープン確認のご依頼をいただいたため、対象ファイルのオープン確認を行ったところ、ご指定いただいたデータ全てが正常に開けることを確認できました。その後、お客様にご来店いただき取得できたデータを復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より
今回に障害について、おそらくという言い方しかできませんが、突然電源が落ちてしまい、その際に起動時に本来読み込ませる情報のが破損してしまったことで、RAID情報の正常な読み出しができなくなってしまったのでは?と推測しています。通常のシャットダウンではなく強制シャットダウンのように機器への電気の流れが突然遮断されると、何かしらの情報が破損するというリスクが非常に高くなります。NAS機器だけでなく、パソコンなどでも同様です。そのため、本体以外の別媒体にバックアップを行うようにして不測のトラブルに備えていただくことをお勧めいたします。
まとめ
起動できなくなったQnap製NAS(TS-431X2)からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
お問い合わせ:
Tel:0120-775-200
✉:info@s-systems.jp
https://www.quickman-pc.com/rescue/