データ復旧事例

10年ほど使用していたリンクステーション(LS-WH1.0TGL/R1)からのデータ復旧(物理障害　京都市下京区　小売り業)

投稿日：2021.03.30 更新日：2021.03.30

メーカー：バッファロー製(内蔵：SAMSUNG製)
型番：LS-WH1.0TGL/R1(内蔵：HD502IJ)
症状：データにアクセスができない
障害：物理障害
費用：59,800円(＋税)～
期間：4日程度

※オプション料金別

お客様より

パソコンの保守業者から導入したリンクステーションです。保守期間が終わっても特にトラブルがなかったので、そのまま使用することにしました。パソコンの電源が入るとリンクステーションの電源も入るように設定されてたため、すぐに使えると思っていたらほどなくしてピーピーという音が鳴り、電源当たりのランプが点滅していました。それ以降はリンクステーションにアクセスができません。近所のパソコン修理のお店などに相談してみましたが、専門の業者でなければ対応ができないということで、クイックマンさんに行き当たりました。帳簿系のデータと写真のデータが最重要です。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

専用機器にてハードディスクの診断を行ってみました。ハードディスク自体の認識までは問題なく行えましたが、データへのアクセス行うと、不良セクタと呼ばれるデータの読み書きができない領域を確認したため、物理障害での対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器を通してハードディスクのクローン作業を行いました。作業の結果、読み込みの開始部分から一部分に不良セクタを確認しましたが、ある程度作業を進めていくと、順調に情報の読み出しができるようになりました。クローンディスクに保存されているデータへのアクセスを試みてみると、データの存在が確認でき、お客様から伺っていた重要度の高いファイルの存在も確認できました。データの一時確保を行い、エクセルと写真のデータを日付の新しい順にそれぞれ30ファイルほどオープン確認を行ってみましたが、すべてのファイルを正常に開けることが確認できました。

復旧作業の結果

作業の結果を確認いただくためのデータリストと写真データのサムネイルを作成し、お客様への作業完了報告とともにお送りしました。お客様からは1時間ほどしてから了承がいただけたため、復旧成功と判断させていただきました。納品用媒体にデータをコピーし、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

最近はほとんど見なくなってしまったモデルですが、ハードディスクの個体差を考えると、20年近く正常に稼働してくれるものもあるため、よく10年も頑張って動いたねというのが本音です。最近のハードディスクも製造技術の向上で5年以上使用できるものも多くありますが、それと同時にバックアップを行っていただくことで、障害発生時の業務の回復もスムーズに行うことができます。ハードディスクのトラブルが発生してしまったらクイックマンへぜひご相談ください。