データ復旧事例

DELL（デル）製SASサーバ、PowerEdge（パワーエッジ）T110からデータ復旧（物理障害　京都市左京区　大学法人様）

投稿日：2021.03.17 更新日：2021.03.17

メーカー：DELL
型番：PowerEdge（パワーエッジ）　T110
構成：SAS接続HDD　1.0TB×4台構成　RAID5
症状：WindowsServer（OS）が立ち上がらない
障害：物理障害
費用：198,000円(＋税)～
期間：3日程度

※オプション料金別

お客様より

大学の研究室で使用しているDELL製のサーバPowerEdge　T110が立ち上がらなくなりました。システム業者に来てもらい症状を見てもらいましたが、内蔵されているHDDが物理的に破損ｓｈちえいる可能性が高く対応できないとのことでした。過去の研究データやプログラムのテキストデータが多く保存されており、困っています。何とかデータの復旧をお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

サーバ機器から内蔵されている4台のSASハードディスクを取り出し専用機器で診断を実施しました。結果として0番～3番まである4台のHDDの内、3番HDDを除く0番～2番の3台のHDDに不良セクタと呼ばれる読み取りのできない領域が発生していることを確認しました。ただし、専用機器で制御することでイメージファイルの取得は可能な状態だったので、データ復旧ができる可能性が高いと判断しお客様にお伝えいたしました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器で0番～3番の4台のHDDのイメージファイルの取得を行いました。通常の設定では読み取りのできない不良セクタの領域は読み取り時間を長くすることで出来る限りの読み取りを実施します。作成したイメージファイルをもとにRAID構成の解析作業を行い、仮想環境でRAIDの再構築を実施しました。結果として、フォルダ構成も含めお客様の必要なデータを確認することができ、すぐにファイルの一時取得作業を行いました。

復旧作業の結果

一時取得したデータをお客様にご確認いただいた結果、元々保存されていたデータが全て復旧できてるとのご判断をいただくことができました。復旧できたデータをランダムに30点程度、正常に開けるかどうかの確認を行った結果、全てのデータを正常に開けることが確認できました。以上のことより、今回のデータ復旧作業では99％以上のデータが復旧できたと判断いたします。

担当技術者より

今回のお客様は最初、京都市内でデータ復旧会社を探されたとのことでした。京都市内ではSAS接続のHDDを即日診断できる会社は見つからずシステム会社様からのご紹介でクイックマンにご相談をいただきました。サーバ機器に使用されることの多いSASやSCSI接続のHDDは専用の機材が必要な為、京都市や大阪府下でも限られた業者でした即日対応はできません。SASやSCASI接続のサーバのデータ復旧が必要な際にはクイックマンにご相談いただけると幸いです。