データ復旧事例

接続部分がUSBになっているハードディスク(MQ04UBB400)からのデータ復旧(物理障害　奈良県大和高田市　メディア作成業)

投稿日：2021.03.16 更新日：2021.03.16

メーカー：東芝製
型番：MQ04UBB400
症状：ハードディスクをマウントするが読み込まない
障害：物理障害
費用：49,800円(＋税)～
期間：4日程度

※オプション料金別

お客様より

データの保存用で使用しているMacのハードディスクです。先日撮影したデータをパソコン経由で保存しようとしたら表示がなかなか来なかったので、ディスクユーティリティで確認してみると、マウントはしているのですが、データにはアクセスができない感じでした。知り合いに相談してみると、ハードディスクを取り出してUSBでつなぎなおせば？といわれたので、ケーブルを準備してつなごうとしたのですが、ハードディスクの端子がUSBになっていました。状況を知り合いに報告すると、それはアドバイスできない仕様だから専門業者に頼むしかないといわれ、相談することにしました。写真と動画のデータが最重要です。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

専用機器にてハードディスクの診断を行ってみました。起動させてから認識可能な状態までは確認できました。論理障害用のツール上からはデータの存在を確認でき、一部のデータは正常に開くことができましたが、テストクローンを行ってみると、読み込みが非常に悪く、不良セクタが多発する状態であったため、物理障害での対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器を使用してハードディスクの調整を行い、安定して稼働する状態を確認してからクローンディスクの作成に着手しました。ハードディスクに対する負荷調整を行いながら、なんとか99.98%程度の領域所得に成功しました。クローンディスクにアクセスし、こちらからもデータのアクセスを行ってみましたが、データの存在を確認できたため、データの一時悪帆を行いました。ランダムに確認できた写真と動画のファイルそれぞれ30ファイル程度のオープン確認を行ってみましたが、全ファイル正常に開くことができました。

復旧作業の結果

作業完了の報告を行い、お客様より重要と伺っていたデータのオープン確認を行っていただき、すべて正常に開けたため復旧成功とさせていただき、納品用媒体に一時確保したデータをコピーし、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

一般的にポータブルハードディスクと呼ばれる2.5インチサイズの一部に、今回のようなUSB端子が制御基板にくっついているモデルが増えているような気がします。一部のハードディスクメーカーでは10年位前から採用されているモデルもあります。こればかりはハードディスクのケースを開封しなければわかりません。また、専用機器がなければ、データの復旧自体が不可能です。ハードディスクのトラブルが発生してしまったらクイックマンへぜひご相談ください。