データ復旧事例

自動修復を繰り返すノートパソコン（dynabook T451/58EB）からのデータ復旧(物理障害　神戸市東灘区　運送業)

投稿日：2021.02.16 更新日：2021.02.16

メーカー：東芝(内蔵：東芝)
型番：dynabook T451/58EB(内蔵：MK7575GSX)
症状：自動修復を繰り返す
障害：物理障害
費用：49,800円(＋税)～
期間：2日程度

※オプション料金別

お客様より

従業員の作業管理の情報などを入力しているノートパソコンです。サーバーは社内にあるのですが、保存データをだれでも見れることもあり、社外秘なデータなどはパソコン本体に保存していました。昨日会議のために一時離席して戻ってくると、パソコンの画面がなぜが”自動修復を行っています”と表示されていました。様子を見守っていると、作業が成功せず再起動が始まって、また自動修復が行われるが失敗するといった状態です。ドキュメントのフォルダに保存しているエクセルのデータが最重要です。何とかデータを取り戻してほしいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

専用機器にてハードディスクの診断を行いました。データ領域へのアクセスを行った際に、不良セクタと呼ばれるデータアクセスができない領域が見つかったため、物理障害での対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器にてクローン作業を行いました。負荷長背を行いながら、99.98%程度の領域に取得に成功しました。データ領域へのアクセスを行い、フォルダやファイルの存在を確認できたため、30ファイル程度のランダムオープン確認を行い、すべてのファイルが開けることを確認できたため、データを一時取得しました。

復旧作業の結果

確保データの確認をお客様に行っていただきました。一部専用ソフトでなければ確認ができないデータが含まれていたため、データ確認用のパソコンを準備していただき、最終確認を行っていただきました。確認の結果、データには破損等はなかったとのことでしたので、復旧成功とさせいていただき、納品用媒体にデータをコピーし、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

自動修復が正常に完了できないパターンを想定すると、選択肢が非常に多くなります。パソコン修理を行われている業者などで、対応方法を公開されている方のブログを参照されて修復を行ってみるのも方法の一つではありますが、障害状態によっては、ハードディスクの状態を悪化させる結果にもなりかねないため、最優先で試してくださいとは案内することが難しいです。まずはデータ復旧の専門業者であるクイックマンなどにご相談いただき、最悪の状態が起きても対応可能な環境を作っていただいてから手作業での修復などを行われることをお勧めいたします。