データ復旧事例

フォーマットしてくださいと表示されるバッファロー製外付けハードディスク（HD-LB2.0TU3）からのデータ復旧(物理障害　フォーマットしてください　神戸市中央区　製造業)

投稿日：2020.12.28 更新日：2020.12.28

メーカー：BUFFALO　(内蔵：東芝)
型番：HD-LB2.0TU3　(内蔵：ST31000528AS)
症状：パソコンに接続時、フォーマットしてくださいと表示される
障害：物理障害
費用：49,800円(＋税)～
期間：2日程度

※オプション料金別

お客様より

パソコンの容量が足りなくなってしまったために増設した外付けHDDです。ある日突然「フォーマットしてください」と表示され外付けハードディスクに保存していたデータにアクセスできなくなってしまいました。見積書や会社内のイベント等のデータで、最近のものは全て外付けハードディスクの方に保存していました。何とかデータを復旧してほしいです。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

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診断の結果

内蔵されているハードディスクを取り外し、専用機器で診断を行いました。ハードディスクへの通電やハードディスクの認識は専用装置で正常に行えることを確認しました。データの読み取りを行おうとすると、データ領域に不良セクタと呼ばれるパソコンでは読み取りができないデータが部分的に発生していることを確認しました。物理障害として対応いたします。

復旧作業にチャレンジです

ハードディスクに不良セクタが発生していたので、クローンハードディスクの作成を行いました。専用機器で障害ハードディスクの制御や負荷調整を行うことで99.99％以上の精度でクローンハードディスクを作成することができました。作成したクローンハードディスクを解析することでお客様のデータを確認することができました。解析の結果出てきたデータをすべて一時確保用のメディアに確保しました。

復旧作業の結果

一時確保したデータの確認を行いました。必要なデータはEXCELやWORD、JPEGのデータとのことでしたので新しいものから順に30ファイル程度確認しました。結果は30個中30個正常に開くことができました。お客様にも復旧データを確認していただき、復旧できていると判断いただけましたのでご納品用のハードディスクにデータをコピーしお渡ししました。

担当技術者より

今回はパソコン本体の保存容量がなく、外付けハードディスクに主要なデータをすべて保存していたという事例でした。容量の増設のためには外付けハードディスクではなくNASを設置することを強くお勧めします。NASであれば他の端末との共有も簡単にできたり、外付けハードディスクと比べ耐久性に優れていたりするためです。クイックマンではNASの導入サポートを承っております。データ復旧させていただいたお客様にNASを導入した実績もございますので是非お任せください。