データ復旧事例
Seagate製デスクトップ用ハードディスク(ST500DM002)のデータ復旧事例(重度物理障害 モーターロック 大阪市中央区 設備製造業)
メーカー:Seagate
型番:ST500DM002
症状:モーターロックによる起動不可状態
障害:重度物理障害
費用:99,800円(+税)~
期間:1週間程度
※オプション料金別
お客様より
製図用に使用しているパソコンのハードディスクです。昨日シャットダウンを行っていると、突然電源が完全に切れてしまいました。ちょっと気になったので、電源を入れてみたのですが、まったくパソコンに反応がありません。仕事で使用しているCADのデータが最重要です。梅田大阪駅前店に持ち込みます。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
重度物理の可能性があるため、まずは通電確認を行いました。通電はされているようなのですが、起動する様子がなかったため、ハードディスクの挙動を確認してみると、非常に小さま音で、プーップーッという感じの電子音が聞こえてきました。モーターロックによる重度の物理障害と判断し、お客様に案内を行いました。
復旧作業にチャレンジです
ハードディスクを開封してモーターロックの強制解除を実施し、クローン作業を開始しました。50%以上はそのままの状態で、情報の取得ができましたが、不良セクタが発生しだすとヘッドの調子がすぐに悪くなるため、何回かヘッド交換を行い98%程度の領域の取得に成功しました。クローンディスクの論理領域にアクセスし、フォルダ等の確認を行いました。CADデータが最重要とのことでしたが、社内の環境では準備が難しく、お客様にデータ確認環境の準備をお願いし、それ以外のデータについて確認してみましたが、30ファイルのランダムオープンを行いすべてのファイルが問題なく開くことができました。データの一時取得を行い、お客様に一通りの作業の完了報告を行いました。
復旧作業の結果
一時確保したデータをお客様の作業環境にて確認していただきました。確認作業の結果、問題なくデータの確認ができたため、復旧成功とさせていただき、納品用の媒体にデータのコピーを行い、復旧データとしてお渡ししました。
担当技術者より
私の中でモーターロックの発生プロセスについて可能性を考えていたのですが、お客様のお話を伺っていると、まさにその通りという感じでした。シャットダウンのプロセスが始まると、様々なパーツが決められた順番に電源が落ちていき、最後にハードディスクの電源が落ちる感じなのですが、今回はシャットダウンの途中で、強制シャットダウンがかかった感じということでした。ハードディスクのモーターの電源が落ちる前にヘッドは決められた位置に戻るのですが、ヘッドが戻る前にモーターの電源が落ちてしまったため、今回のような現象が発生しています。予防策はないのですが、発生するとロック状態の強制解除が必須となるため、多少の傷が入ってしまいましす。復旧作業に大きな影響を与えないときがあれば、復旧可否に大きな影響を与えるときもあります。作業ベースでは成功可否が50%の状態からスタートとなることをご理解いただければと思います。
まとめ
モーターロックが発生したSeagate製デスクトップ用ハードディスク(ST500DM002)でも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
データ復旧クイックマン 心斎橋本店
大阪市中央区南船場2丁目12-10 ダイゼンビル4F
データ復旧クイックマン 梅田店
大阪市北区梅田1丁目1-3 大阪駅前第3ビル2F
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