データ復旧事例

外付けで使用していた日立製ハードディスク(HTS5450A7E680)のデータ復旧事例(物理障害アクセスできない大阪市西区生活関連サービス業)

投稿日：2020.07.28 更新日：2020.07.28

メーカー：HGST(日立)
型番：HTS5450A7E680
症状：不良セクタによる読み込み不良
障害：物理障害
費用：49,800円(＋税)～
期間：3日程度

※オプション料金別

お客様より

2.5インチのハードディスクを市販のケースに入れて使用していました。3日ほど前に撮影したデータがあるのですが、編集を行うためにハードディスクをパソコンにつなぐと、ドライブのアイコンは表示されますが、クリックしてもアクセスができない状態です。納期までの作業を逆算すると、あまり時間がないためどれくらいでデータがいただけるのかも知りたいです。梅田大阪駅前店に持ち込みを希望します。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

専用機器にてハードディスクの初期診断を行いました。起動から認識までは正常に行えていましたが、制御情報の一部にデータの破損が見つかり、不良セクタも発生していたため、物理障害の案内を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器を使用してクローン作業を実施しました。不良セクタが発生しているため、一部の領域で挙動が不安定になることもありましたが、負荷調整を行っていくことで、99.99%以上のディスク領域の読み出しに成功しました。論理領域内のデータへアクセスを行うと、フォルダやファイルの情報が確認できたため、データの一時確保を行いました。確保データにお客様から伺っていたフォルダが確認でき、またファイル数もほぼ一致していたため、取り急ぎ復旧成功と判断しました。

復旧作業の結果

来店いただき取得データの確認を行っていただきました。優先度の高い写真データを重点的に確認され、無事にデータが復旧できていてとても安心されました。納品用媒体に取得データのコピーを行い、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

認識しない、アクセス拒否されるなどのトラブルは、論理障害、物理障害、重度物理など要因に関係なく発生します。今回のような物理障害の場合、WEB上にある復旧ソフトなどを使用すると、不良セクタが解析作業を妨げる要素となり、ハードディスクに対する負荷が高くなります。障害が発生している状態で負荷の高い作業を行うと、重症化し最悪はデータの復旧すらできなくなるというリスクが発生します。クイックマンではPC3000という専用機器を使用し、挙動の不安定なハードディスクなどのデータ復旧を行っております。まずは、フリーダイアルよりご相談ください。