データ復旧事例

WesternDigital製外付けハードディスク(WDBACW0010HBK-01)のデータ復旧事例(物理障害フォルダが消えた堺市堺区印刷業)

投稿日：2020.07.03 更新日：2020.07.03

メーカー：WesternDigital(内蔵：WesternDigital)
型番：WDBACW0010HBK-01(内蔵：WD10EARZ)
症状：不良セクタによるデータ読み込み不良
障害：物理障害
費用：49,800円(＋税)～
期間：4日程度

※オプション料金別

お客様より

主に過去に依頼があった印刷データを保存しておくために使用していました。作業が終わったデータをいつものように外付けにコピーしようとしたのですが、アクセスができなくなり、さらに一部のフォルダが消えてしまっていました。何とかハードディスクを取り出してUSBでパソコンにつなぎなおしてみたのですが、今度は全く認識してくれません。過去の印刷データは何かと使用するので、どうしても復旧してほしいです。心斎橋に持ち込みを希望します。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

お預かりしたハードディスクを専用機器にて初期診断をしました。専用機器上では正常に起動と認識まではできたのですが、暗号化の解除対応が必要であることと、パラパラと不良セクタが見つかってしまいました。物理障害の案内を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器にてクローン作業を実施しました。暗号化の解除を行いながら負荷調整を行い、ながらなんとか99.999%以上の領域の取得に成功しました。クローンディスクの論理領域へのアクセスを行ってみると、フォルダの構成が確認できたため、ランダムに30ファイル程度のファイルオープン確認を行ってみました。確認を行った30ファイルすべてが正常に開くことができたため、復旧成功と判断しデータの確保を行いました。

復旧作業の結果

復旧したデータの中で特に重要なデータは専用のソフトが必要であったため、お客様が使用されている作業環境を弊社にお持ち込みいただいて、データの確認を行っていただきました。一部ファイル破損により開けないファイルがありましたが、重要度の高いデータは問題なく確認ができたため、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

WesternDigitalのMyBookEssenncialシリーズですが、こちらは暗号化処理がメーカーにて行われているモデルになります。そのため、ハードディスクだけを取り出してUSBの変換ケーブルなどでつないだり、直接パソコンにつないでも暗号化によってデータが保護されているため、確認したいデータへのアクセスが全くできません。クイックマンでは、専用機器を通してあげることで、暗号化の解除を行いさらにデータの復旧まで行うことができます。お気軽にご相談ください。