データ復旧事例

Seagate製内蔵ハードディスク(ST4000DM004)のデータ復旧事例(物理障害原因不明のデータ消失大阪市城東区機械器具小売業)

投稿日：2020.06.12 更新日：2020.06.12

メーカー：Seagate
型番：ST4000DM004
症状：不良セクタによる読み込み不具合
障害：物理障害
費用：49,800円(＋税)～
期間：4日程度

※オプション料金別

お客様より

以前に使用していたハードディスクが容量不足になり、3年ほど前に換装したハードディスクです。帳票データの入力をしようとドライブにアクセスすると、フォルダが消えてしまっていました。1週間ほど前から挙動が不安定だったのですが、それが原因でしょうか？梅田大阪駅前店へ持ち込みたいです。

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診断の結果

お持ち込みいただいたハードディスクに対して専用機器にて初期診断を行いました。論理情報の読み出しテストを行った際に不良セクタを確認したため、物理障害にて対応を行うことにしました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器を使用してクローンディスクを作成しました。クローンディスクの論理領域内にアクセスを試みると、消えたと伺っていたフォルダの存在が確認でき、20ファイル程度のランダムオープン確認を行いましたが、すべて問題なく開くことができたため、データの取得を行いました。

復旧作業の結果

取得できたデータのリストをお客様にお送りし、データが復旧できているかの確認を行っていただきました。消えたフォルダと必要なデータは復旧できているとご確認いただけたため、納品前のデータ最終確認を行っていただいてから、復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

データが消失してしまっても別データを新しく保存しなければ、データが消えてしまうことはほとんどありません。今回の場合フォルダ情報が読み切れなくて表示できなくなった可能性がありますが、不良セクタを回避できるように情報の読み込みを行ってあげることで、本来の形のデータを表示できるようになったのでは？と判断しています。とる全消えてしまったデータでも今回のように専用機器を通すことで、元通りに読めるようになることもあります。まずはお気軽にご相談下さい。