データ復旧事例

大容量6.0TBWesternDigital製ハードディスク（WD60EFRX）からのデータ復旧事例(物理障害　不良セクタ多数発生　大阪市城東区　映像制作会社)

投稿日：2020.05.20 更新日：2020.05.20

メーカー：ウェスタンデジタル
型番：WD60EFRX-68MYMN1
症状：外付けケースで使用していたが、認識しなくなった。
障害：物理障害
費用：49,800円(＋税)～
期間：3日程度

対応：心斎橋本店

※オプション料金別

お客様より

ハードディスク用の外付けケースで使用していたハードディスクです。昨日までは使用できていたのですが、パソコンに全く認識しなくなりました。仕事で使用する映像素材が多く保存されており、素人で復旧しようとして症状を悪化させるよりプロにお願いすることにしました。インターネットで一番安心してお任せすることのできそうなクイックマンさんに相談しました。大切なデータなので何とかデータの復旧をお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

お持ち込みいただいたハードディスクを専用機器で診断しました。専用機器では認識するものの不良セクタといわれる読取不良の領域を多数確認した為、物理障害と判断しました。特に複数ある磁気ヘッドの内、1番ヘッドの具合が悪い状態でした。ただし、専用機器で制御を行うことで、お客様が使用していたフォルダ構成等は確認できていた為、データ復旧は可能と判断しました。

復旧作業にチャレンジです

ハードディスクの動作を専用機器で制御し、障害ハードディスクのクローン作業を実施しました。ハードディスクの障害を悪化させない為、具合が悪い1番ヘッドを停止させた状態でクローンを行います。一通り正常な領域を読み取った後、ヘッドの動きの調整を行い1番ヘッドが記録している領域を読み取りました。結果として99％以上の精度のクローンを作成することができました。作成したクローンを元にデータの確認を行ったところお客様の必要なデータを確認することができました。

復旧作業の結果

復旧できたデータを店頭でお客様に直接ご確認いただきました。今回、復旧ご希望のデータは映像の素材でしたので、ファイルが再生できるかどうかはもちろんのこと、途中映像の乱れがないかどうかや、音声は正常に再生されているか等もしっかりとご確認いただきました。全てのデータが問題なく復旧できているとご判断いただくことができた後に、ご納品させていただきました。

担当技術者より

今回は、6TBの単体のハードディスクとして大容量のハードディスクでした。実データの容量も5TB以上ありました。お客様のご希望としては、できる限り早い復旧をご希望とのことでしたので当社で最もハイスペックの機器を使用し復旧を行いました。データ復旧のスピードは、使用する専用マシンのスペックによるところもございますので、お急ぎの場合は、設備の整った会社に依頼することをおススメいたします。