データ復旧事例

突然認識しなくなったHD-WIU2/R1シリーズからのデータ復旧（大阪市西淀川区　製造業）

投稿日：2020.02.13 更新日：2020.02.13

メーカー：HGST(バッファロー)
型番：HTS727564A9E364(HD-W500IU2/R1)
構成：500GB×2台構成、RAID0
症状：論理障害による認識不良
障害：論理障害
期間：2日程度
費用：59,800円(＋税)～

　　　　　　※オプション料金別

対応：梅田大阪駅前店

お客様より

空いたパソコンにつないでサーバーとして使用していますした。さすがに10年使い続けているのでそろそろ買い替えようという意見が社員から多く上がったので、買い替えの機器を選んで本日到着する予定だったのですが、到着する前にとうとうHD-W500IU2/R1が壊れてしまいました。使用している途中で容量が足らなくなったため大容量化できるということで、当時勤めていた詳しいものが機器の設定を変えています。エクセル、ワード、PDF、写真のデータがほぼ容量いっぱいに入っています。今からでも梅田大阪駅前店への持ち込みたいです。

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診断の結果

2台の専用機器にて初期診断を行いました。物理的な障害は見つからなかったため、論理障害と判断し対応を行うことにしました。念のためにRAID構成の診断を行ってみたのですが、お客様から伺っていた通りの構成でRAID0であることがわかりました。

復旧作業にチャレンジです

専用機器を使用してクローン作業を実施しました。クローンハードディスクをRAIDデータ復旧専用機器に接続し、RAID0の再構築を行いました。クローンディスクは2台とも100%で情報を読み出せていたため、データへのアクセスも問題なくできる状態でした。データの一時確保を行い、お客様に確認を行っていただくことにしました。

復旧作業の結果

お客様にデータの確認を行っていただきました。データは問題なく復旧できていたため復旧成功と判断させていただいたのですが、データをお渡しするための機器がNASであったため、USB接続の機器をご準備いただき復旧データとしてお渡ししました。

担当技術者より

データのお渡しを行うための筐体は、USB接続の機器でお願いをしております。NASなどのネットワークを介して使用される機器での納品は設定変更など行う必要があるため、お断りしております。また、よくあるのですがハードディスクが壊れるものであるという感覚がなく、ハードなディスクだから壊れることはないといわれる方が多いですが、ハードディスクは超精密機器です。ちょっとのことで簡単に壊れます。使用期間が長ければ長いほど故障する可能性は上がっていくため、ある程度の年数がたてば買い替えていただくことをお勧めいたします。