データ復旧事例
EMモードE04からE13でアクセスできないTeraStation(TS-2.0GL/R5)からのデータ復旧
メーカー:BUFFALO(内蔵HDD Seagate製)
型番:TS-2.0GL/R5(内蔵HDD ST3500413AS)
症状:エラー(E04、E13)が発生しアクセスできない
障害状態:物理障害
費用:149,800円(+税)~
期間:1週間程度
※オプション料金別
お客様より(京都府向日市 製造業)
会社でデータ共有で使用しているTeraStationにアクセスできなくなりました。社内の情報システム担当に対応してもらいましたが直すことができませんでした。担当の話では、最初2番ハードディスクにエラーが発生しておりE04のエラーコードが発生した。2番ハードディスクを新しいハードディスクに入れ替えてリビルドを試みたが3番4番ハードディスクにもエラーが表示され、最終的にはE13のエラーコードで手に負えないとのことです。管理部署で使用しているTeraStationでエクセルやワードなど5~10年分の社内資料が保存されています。データの復旧をお願いします。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
お持ち込みいただいた内蔵ハードディスク4台の障害を専用機器で診断しました。長年使用しているハードディスクですので、4台ともに不良セクタと呼ばれる読み込み不良の領域を確認いたしました。特に、最初にエラーの発生した2番ハードディスクに多くの不良セクタが発生しておりました。データ復旧を行う為には、専用機器でクローンの作成が必須の為、物理障害と判断しました。
復旧作業にチャレンジです
専用機器で障害ハードディスクの動作を制御しながら、クローンハードディスクの作成を行いました。通常の読込速度では、読み込めない不良セクタは設定を調節しながら、できる限り100%に近いクローンを作成します。その後、作成した4台のクローンハードディスクを別の専用機器に繋ぎ、ソフトウェア上でRAIDの解析と再構築を行いました。今回はリビルド作業に失敗している為、解析作業に少し時間がかかりましたが最終的には、お客様からお聞きしたフォルダ構成を復元することができ必要なデータを確認することができました。
復旧作業の結果
復旧できたデータをお客様にご確認いただきました。5年~10年にわたり複数人で使用されていた為、全てのデータを把握していないとのことでしたが、少なくともここ1年以内の重要なデータについては全てのデータが復旧できているとのことで、復旧成功とご判断いただきました。
担当技術者より
今回ご依頼いただいたTeraStation(TS-2.0GL/R5)は10年近く使用されていたとのことでした。お客様にてリビルド作業を実施した為に、症状が悪化してしまったことを悔やんでおられました。TeraStaionやLANDISKなどのRAID機器のリビルド(故障したハードディスクを交換してRAIDを再構築する作業)は、ハードディスク内のデータの書き換えが多く発生しハードディスクに多大な負荷がかかります。同じ機器内で同時期に使用されたハードディスの1台が故障したということは他のハードディスクも寿命が近い可能性があります。ハードディス1台が故障しハードディスクの交換後のリビルド作業で別のハードディスクに障害が発生するという事例は非常に多いです。防止の方法として、リビルド前には必ずバックアップを取っていただいてからリビルド作業を実施することを強くおススメいたします。平常ではわかっていてもエラーが発生すると、冷静な判断ができないこともございますのでお気を付けください。
まとめ
TereStaion、LinkStaion、LANDISK等のRAID機器の復旧はクイックマンの最も得意とするところです。機器トラブルでお困りの際は、是非クイックマンまでご相談ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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