データ復旧事例

Windowsが立ち上がらない古い自作パソコンの内蔵ハードディスク（WesternDigital）からのデータ復旧

投稿日：2019.11.25 更新日：2019.11.25

メーカー：WesternDigital製
型番：WD1600JB-75GVAG、WD400BB-75FJA1
症状：電源を入れると黒い画面に白文字で「Operating System Not Found」と表示されWindwosが立ち上がらない
障害状態：重度障害+論理障害
費用：99,800円(＋税)～
期間：1週間程度

※オプション料金別

お客様より（大阪市淀川区西中島　製造業）

普段の業務ではあまり使用していない古い自作パソコンにしか保存されていない顧客データが必要になりましたが、パソコンが立ち上がらいません。パソコンの電源を入れると「Operating　System　Not　Found」表示されWidndowsが起動しません。古いパソコンでも対応可能とのことでクイックマンに持ち込みましたが。過去の1000件くらいの顧客データが保存されているエクセルデータが最重要です。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

お預かりしたハードディスクは容量が40GBのものと160GBのものの2台でした。2台それぞれを専用機で診断した結果、40GBのハードディスクは通電をさせてもモータが回らず異音も発生していない状態でした。160GBのハードディスクは軽微なエラーは確認したものの致命的な損傷はなく、診断時点で保存されているデータを確認することができました。まず、160GBのハードディスクに保存されているデータをお客様にご確認いただいたところ今回必要なデータがないとのことでした。必要なデータが40GBのハードディスクに保存されている可能性がが高く、そのハードディスクからデータを復旧する為にはハードディスクの分解作業を伴う重度障害向けの処置が必要と判断しました。

復旧作業にチャレンジです

対象となる40GBのハードディスクの基盤を取り外し確認を行ったところ、一部のICチップに目視でも確認できる焼け跡を確認いたしました。ハードディスクの基盤の修復を行い通電し確認を行ったところ、カチカチと異音が発生している状態を確認しました。内部のヘッドパーツの損傷の可能性が高い為、ヘッドパーツの交換作業を実施しました。交換作業を実施することで専用機器での認識を確認することができ、イメージ取得を行いました。取得したイメージファイルからお客様からお聞きしていた重要なエクセルファイルを確認することができました。

復旧作業の結果

復旧状況をお電話でお客様にお伝えせていただき、復旧できていると判断しておりましたが、最終的に復旧できたデータを店頭でお客様にご確認いただきました。最も重要なエクセルファイルも問題なく復旧できているとのことでしてので、その場でご納品させていただきました。

担当技術者より

最近では、減ってきていますが2000年代頃までは、自作のパソコンを業務に使用されているケースが多くありました。中には、業務に合わせてハードウェアの構成などを特殊な構築をされている機器もあります。クイックマンでは、データ復旧だけでなくパソコンの組み立てや構造、各時代のトレンドなどを熟知した技術者が対応いたしますのでお客様のピンチを最短で解決することができます。