データ復旧事例
プップップッと異音が鳴り認識しないLACIE製ハードディスク(LRD0TU1)からのデータ復旧
メーカー:LACIE製(内蔵HDD Seagate製)
型番:LRD0TU1(内蔵HDD ST2000LM007)
症状:LACIE製プップップと異音が鳴り認識しない
障害状態:物理障害
費用:118,000円(+税)~
期間:10日程度
※オプション料金別
お客様より(大阪市西区 情報サービス業)
Macで使用していたポータブルハードディスクが認識しなくなりました。iMacに繋ぎっぱなしで使用していましたが今朝出社してみるとドライブが認識していませんでした。USBケーブルを抜き差ししてみたり、他のパソコンに繋いでみましたが認識しません。ハードディスクに耳を近づけると「プップップッ」という音が鳴っています。仕事で使用するデザインのaiファイル、psdファイルが特に重要です。データ復旧をお願いします。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
ポータブルハードディスク(LRD0TU1)から内蔵ハードディスク(ST2000LM007)を取り出し専用機器で診断しました。ハードディスクの基盤に通電はするものの「プップップッ」という異音が発生しモータが回転しない状態を確認いたしました。ハードディスクの内部でヘッドと呼ばれるデータを読み書きする針のようなパーツがデータの書き込まれているプラッタ(ディスク)に吸着している際に起きる典型的な症状です。データを復旧する為には、ハードディスクの開封作業を実施し吸着状態の解除作業し、ヘッドパーツの損傷状態の確認し場合によってはヘッドパーツの交換を行う必要があります。いづれにても重度障害の対応となります。
復旧作業にチャレンジです
ハードディスクの開封作業を実施し、ヘッド吸着の状態解除を行いました。その後、専用機器でヘッドパーツの損傷具合を確認したところ、ヘッドパーツに損傷は見受けられずデータを読み込むことができました。障害ハードディスクの制御を行いクローンハードディスクの作成を実施いたしました。ヘッドパーツがクローン作業中に損傷してしまう場合もあります。特に、今回のSeagate製のハードディスクのヘッドパーツは他メーカーのハードディスクに比べクローン作業中に損傷する危険性が高い為、慎重に作業を実施しました。結果として、99%以上の精度のクローンハードディスクが作成でき復旧ソフトでデータの確認を行ったところお客様からお聞きしていたフォルダの構成とデータを確認できました。
復旧作業の結果
作業過程より99%以上の復旧率と判断しておりましたが、重要なaiやpsdのデータに破損があっていけない為、お客様のご使用環境でのデータ確認を実施しました。お客様が使用しているmacbookと当社にお持ちこみいただき店頭でデータをご確認いただきました。重要なデータは全て復旧できていることが確認できたので、その場でご納品させていただきました。
担当技術者より
今回のような症状、いわゆるヘッド吸着はSeagate製やSumsung製の2.5インチハードディスクで発生することの多い症状となります。また、elecom(エレコム)やLACIE(ラシー)といったメーカーのポータブルハードディスクにはSeagate製のハードディスクが多く使用されています。発生する原因としてデータの読み書きを行っている最中に、取り外し作業を行う等、通電が止まった際に起こる可能性が高くなります。ハードディスクの取り外しの操作を毎回確実に行うことで機器のトラブルのリスクを低減させることができます。
まとめ
クイックマンでは、ハードディスクの開封作業を伴う重度障害からのデータ復旧実績も多数ございます。。機器トラブルでお困りの際は、是非クイックマンまでご相談ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
データ復旧クイックマン 心斎橋本店
大阪市中央区南船場2丁目12-10 ダイゼンビル4F
データ復旧クイックマン 梅田店
大阪市北区梅田1丁目1-3 大阪駅前第3ビル2F
お問い合わせ:
Tel:0120-775-200
✉:info@s-systems.jp
https://www.quickman-pc.com/rescue/