データ復旧事例

カチカチと異音が発生し認識しないUSBインタフェースのハードディスクからのデータ復旧

投稿日:2019.11.07 更新日:2019.11.07

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メーカー:TOSHIBA
型番:MQ01UBD100
症状:カチカチと異音が発生しパソコンで認識しない
障害状態:重度物理障害
費用:99,800円(+税)~
期間:1週間程度

※オプション料金別

 

お客様より(大阪市中央区 建設業)

仕事で使用しているポータブルハードディスクがパソコンで認識しなくなりました。カチカチと異音が発生している状態です。過去に社内の詳しい人にデータの取り出しをしてもらったことがあったので見てもらいましたが、今回はハードディスクの基盤の構造上できないとのことでした。業務で使用している現場写真やCADデータが重要です。何とかデータ復旧をお願いします。

 

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧 クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル 0120-775-200まで。

 

診断の結果

USBケーブルで専用機器と接続し、動作確認を行いました。お客様のご申告通り、カチカチという音がなり正常認識できませんでした。ハードディスク内部のヘッドパーツが損傷している場合の典型的な症状です。また、USB接続のインターフェースでは専用機器による制御ができません。データ復旧を行う為には、ヘッドパーツの交換と基盤改造を実施しなければならず重度障害と判断いたしました。

 

復旧作業にチャレンジです

クイックマンでは、国内のデータ復旧専門のほとんどの会社が使用しているPC3000という復旧ツールを使用しています。このツールは通常のパソコンではできないハードディスクの制御を行うことができますが、今回のようなUSBインターフェースのハードディスクでは、できることが限られます。そこで、ハードディスクの基盤をUSBインターフェースからシルSATA(シリアルATA)インターフェスへの改造を行いました。SATA接続で専用機器に接続し動作確認を行い、改めてヘッドパーツの損傷の可能性が高いと判断できた為、ヘッドパーツの交換を実施しました。交換後、専用機器で制御を行いながら、障害ハードディスクのイメージを取得しました。取得したイメージよりお客様のデータを確認することができました。

 

復旧作業の結果

イメージより抽出した確保データを確認しました。ランダムに選んだ30点の全てのファイルが正常に開くことができました。お客様にも店頭で直接、データをご確認いただき全てのデータが復旧できていることが確認できました。データ確認の結果と作業過程の理論上の復旧率とを総合的に考え、99%以上のデータが復旧できたと判断しています。

 

担当技術者より

ハードディスクは様々な技術が詰まった精密機器です。重度障害の対応では、ヘッド交換のノウハウ、電子基盤の知識、はんだ付けの技術、専用機器のノウハウなど、多くのノウハウや技術が必要となります。クイックマンは大手復旧会社より独立したエンジニアが集まっていますので、他社様で対応できない特殊なハードディスクからのデータ復旧も多く実績がございます。

 

まとめ

特殊なハードディスクからのデータ復旧もクイックマンでは多くの実績がございます。機器トラブルでお困りの際は、是非クイックマンまでご相談ください。



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嶌津 篤勝(しまづ あつかつ)
幼い頃から様々な機器の分解が大好きで、ハードディスクの分解組み立てスピードと正確さはクイックマン随一の分解スピードマスター。精度も高く、分解成功率はなんと98%以上!頼れる分解技術者です。

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