データ復旧事例
「RAID Error E13」が発生したTeraStation(TS5200)からのデータ復旧
メーカー:BUFFALO(内蔵HDD TOSHIBA製)
型番:TeraStation TS5200 (内蔵HDD DT01ACA200)
症状:共有フォルダにアクセスできない。E13エラーが発生している。
障害状態:物理障害
費用:99,800円(+税)~
期間:1週間程度
※オプション料金別
お客様より(大阪市中央区 コンサルタント業)
事務所で使用しているテラステーションに今朝からアクセスできなくなっていました。本体を確認してみるとE13エラーが発生していました。電源入れ直してみたが症状は変わらない状況です。テラステーションにはワードやエクセルのオフィス系のファイルと一太郎の文書ファイルが多く保存されています。顧客の個人情報も多く保存されているので安全にデータを取り出して欲しいです。
診断の結果
テラステーションから2台の内蔵ハードディスクを取り出し、それぞれを専用機器で診断しました。1番HDDに障害は見受けれれませんでしたが2番HDDに不良セクタが多数発生しており物理障害と判断いたしました。正常な1番HDDよりRAID情報を確認したところRAID0構成あることが確認できました。RAID0構成の場合、データ復旧には2台のHDD両方に保存されているデータが必要となる為、物理障害と判断いたしました。
復旧作業にチャレンジです
不良セクタの発生している2番HDDを専用機器で制御商品ながらクローンハードディスクの作成を実施しました。データの読み込めない領域は読取速度を調整し、できる限り100%に近づけます。今回の場合、クローンの精度として98%程度でした。その後、2番HDDのクローンハードディスクと正常な1番HDDでRAIDの再構築を行いお客様の必要データを確認することができました。
復旧作業の結果
今回のデータ復旧では2番HDDに若干の不良セクタが残っていた為、若干ですがデータの破損の心配がありました。当社で30点ほどのデータを実施し全て正常にファイルを開くことはできていましたが、お客様にも店頭で実際のデータをご確認いただきました。念入りにデータのご確認をいただき問題なく復旧できてることを確認することができました。
担当技術者より
RAID0はストライピンと呼ばれ2台のハードディスクに分散してデータの書き込みを行います。高速化できるというメリットがある反面、使用するHDDの内1台だけでも読み書きできなくなると全てのデータが読めなくなるデメリットがあります。2台中1台が壊れる可能性は、1台中1台が壊れる可能性よりも高くなるため、RAID0の故障リスクは単体のディスクより高くなります。これまで、多くの機器トラブルを真の当たりにしてきたデータ復旧専門のクイックマンとしては、あまりおススメはできません。もし、RAID0でNAS機器を使用する場合は、データのバックアップをしっかりと取る必要がありますので十分ご注意ください。
まとめ
クイックマンでは経験の豊富な技術者がRAID機器の対応を行いますので最速でのご対応が可能です。機器のトラブルでお困りの際は、クイックマンにご相談ください。
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ)
|
その他のLinkStationのデータ復旧事例はこちら
データ復旧クイックマン 心斎橋本店
大阪市中央区南船場2丁目12-10 ダイゼンビル4F
データ復旧クイックマン 梅田店
大阪市北区梅田1丁目1-3 大阪駅前第3ビル2F
お問い合わせ:
Tel:0120-775-200
✉:info@s-systems.jp
https://www.quickman-pc.com/rescue/