データ復旧事例
「フォーマットする必要があります」と表示される外付ハードディスク(BUFFALO製HD-CL1.0TU2)からのデータ復旧
メーカー:バッファロー(BUFFALO)
型番:HD-CL1.0TU2
症状:「フォーマットする必要があります」とエラーメッセージが表示されデータが見れない。
障害状態:物理障害
費用:49,800円(+税)
期間:1週間程度
※オプション料金別
お客様より
仕事で使用している外付ハードディスクにアクセスしようとするとエラーメッセージが出てデータを見ることができなくなりました。普段は表示されているドライブの容量も表示されなくなっています。無料の復旧ソフトを使用してみようかとも考えましたが、同僚のパソコンに詳しい人から専門会社に相談した方が良いといわれて相談させていただきました。
デザイン関係の仕事で納期の迫った、イラストレータやフォトショップやPDFファイルが重要でできれば早く復旧して欲しいです。
診断の結果
外付HDDより内蔵されているハードディスク本体を取り出し、専用の機械で診断した結果、不良セクタと呼ばれる読取不良の領域を確認した為、物理障害と判断しました。
不良セクタ原因はハードディスクの挙動から、経年劣化によるプラッタ(データが記録されているディスク)に傷がついている可能性が高いと推測しました。
復旧作業にチャレンジです
専用機器で障害の発生しているハードディスクの動作を制御し、クローンハードディスクの作成を行います。通常の設定ではデータの読み込めない不良セクタは、部分的に読取時間を長くする等の処置を施し、できる限り100%に近い状態のクローンに近づけていきます。今回の場合、99.999%程度の精度でクローンを作成することができました。作成したクローンハードディスクよりデータの抽出作業を実施しデータの一時確保を行いました。確保できたデータをランダムでオープン確認を実施し正常でデータが開けることを確認いたしました。
復旧作業の結果
大切なお仕事のデータなので、一時確保したデータを店頭にてお客様に実際にご確認いただきました。特に重要なお客様のデータを中心にご確認いただいた結果、破損ファイルはなく全てのデータが復旧できてることが確認できました。その後、お客様にご用意いただいた新しいハードディスクにデータのコピーを行い復旧したデータをお渡しいたしました。
担当技術者より
「フォーマットする必要があります」と表示されるエラーメッセージですが、フォーマット要求と呼ばれることもあります。原因は、ハードディスクに記録されているファイルシステムという情報が正常に読み込めないことで発生いたします。
要因として、システム情報が壊れている(論理障害)場合と、記録面に傷などによる(物理障害)場合があり、物理障害が発生している場合は復旧ソフトなどを使用してしまうと症状を悪化させてしまう可能性があり非常に危険です。クイックマンでは、無料でハードディスク障害の原因を診断させていただきますので、まずはご相談ください。
まとめ
フォーマット要求される外付けHDDからでもでもクイックマンなら対応が可能です。お困りの際には、まずご相談いただけますようお願いいたします。
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ)
|
データ復旧クイックマン 心斎橋本店
大阪市中央区南船場2丁目12-10 ダイゼンビル4F
データ復旧クイックマン 梅田店
大阪市北区梅田1丁目1-3 大阪駅前第3ビル2F
お問い合わせ:
Tel:0120-775-200
✉:info@s-systems.jp
https://www.quickman-pc.com/rescue/