データ復旧事例

起動しなくなったデスクトップPCからのデータ復旧

投稿日:2018.09.13 更新日:2018.09.13


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メーカー:WesternDigital製(NEC製パソコンのHDD)
型番:WD800JD-19LSA0(80GB)
症状:電源が入らない
障害状態:HDDの通電不可(重度物理障害)

※オプション料金別



お客様より

1か月ほど前から使えなくなってしまいました。突然電源が入らなくなり、何度か電源ボタンを押しても電源ランプがつくだけで起動してくれる様子がありません。マイドキュメントとデスクトップのデータが必要です。今すぐ必要ではないですが、年末ぐらいまでには必要になってくるので、対応お願いします。


診断の結果

WD800JDの診断を行いました。お客様から伺っていた通り、全く通電していませんでした。確認のためHDDの制御基盤を本体から外して確認してみると、焼けて破裂している部品が見つかりました。必要に応じて制御基板上の部品交換を行う必要があるため、重度物理障害と判断いたしました。


復旧作業にチャレンジです

制御基盤の反応によって交換する部品が変わってくるため、間違いのないように慎重に交換作業を行いました。一通りの作業が終わり基盤を本体に組み戻し、挙動の確認を行いましたが、無事にHDDを認識するところまで戻すことができました。データ領域にアクセスし、正常性の確認を行ったうえで、データの確保を行いました。。


復旧作業の結果

限りなく100%に近い形でのデータ復旧作業完了と判断しております。最終確認で、直接データを確認いただいた際にも、問題ないと判断いただき安心しました。


担当技術者より

制御基盤が燃えているという結構危険な状態でした。長期にわたって使用されているHDDで起きやすいものです。プラスチックが燃える独特なにおいがするので、においに敏感な方は気付くことがあるかとは思います。ただ、パソコンは前面から吸気し、背面で排気しているため、設置環境によっては気付きにくいことがあります。HDDの取り外しができる方であれば、取り出して確認いただくのが一番ですが、そうでない場合は、すぐに電源を抜いてご相談いただければと思います。


まとめ

ちょっとした状態の劣化から、大惨事になりかねないトラブルです。パソコンは精密機器です。その中でもHDDはとてもナーバスな精密機器です。ちょっとしたことで壊れ、最悪は大切なデータが全く取り出せなくなってしまいます。特に古いマシンは、部品単位で劣化が進んでいるため、部品自身が発する熱に耐えきれず発火するということもあります。5年以上使用されているパソコンがあれば要注意です。


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