データ復旧事例

休み明けにアクセスできなくなったLANDISKからのデータ復旧

投稿日:2017.07.03 更新日:2017.07.03

 

このエントリーをはてなブックマークに追加


障害状況

メーカー:アイ・オー・データ社製   型番:HDL-XV4W(1TB×4台構成、Raid5)
症状:ディスクエラー  障害状態:アクセス不可

 

HDL-XV4Wを社内のサーバーとして使っていました。運用方法として、帰宅の際にパソコンの電源を落とすのだから、サーバーも電源を落として帰るという決まりでした。そのため、HDL-XV4Wも電源を落として帰っていました。先日の週末もいつものようにHDL-XV4Wの電源を落として帰り週明けの出勤時に電源を入れたところ、ある程度するといつも青く点灯しているランプが赤く光ってピーピーと音が鳴り、アクセスができない状態になってしまいました。導入した業者に聞いてみると、自分たちでは対応できないので、専門の業者に依頼してほしいとのことでした。みつも郎と魔法陣とドキュワークス、CADのデータが特に必要です。よろしくお願いします。

 

対応内容

HDL-XV4WのHDDの状態を確認してみると、4台で2種類のパーティション情報が存在していました。物理障害は発生していなかったので、お預かりしたディスクからのRAID構成から調整を行うと、フォルダの構成を含め、データを確認することができました。念のため、オープン確認を行い、問題なくデータを開くことができたので、復旧データとしてお渡ししました。

 

作業結果

USM1GLより、95%以上のデータの復旧に成功しました。


担当者より

起動時に何かしらのエラーが発生し、自動でRAIDの再構築を行おうとして失敗した、という可能性が非常に高いです。今回の件との関連があるかどうかというところなのですが、RAIDの再構築やチェックディスクなどが行われたりすると、非常にまれな話なのですが、”サイレントクラッシュ”という現象が発生してしまうことがあります、発生するときの状態として、3台のディスクで構成される情報とパリティと言われる補正データの情報が一致しなくなると、正常なデータではないとして自動的に削除されてしまいます。これは、誤ってデータを削除してしまったときやフォーマットを行ってしまった時と違い、データを取戻すことが完全に不可能となります。予防策としては、しっかりとバックアップを行っていただくしかないです。

今回のような障害発生時にもサイレントクラッシュが発生することもありますので、障害が発生してしまったら、まずは専門業者へ必ず相談するようにして下さい。クイックマンではLANDISKやTeraStaion、MegaRAIDサーバーまであらゆる筐体からのデータ復旧に対応しています。まずはフリーダイアルよりご相談いただき、無料診断をご利用ください。

 

LANDISKその他のLANDISKのデータ復旧事例はこちら

データ復旧クイックマン

データ復旧クイックマン
大阪市中央区南船場2-12-10ダイゼンビル4F
https://www.quickman-pc.com/rescue/