データ復旧事例

ディスクエラーでアクセスができなくなったLANDISKのデータ復旧

投稿日:2017.03.27 更新日:2017.03.27
NAS RAID

このエントリーをはてなブックマークに追加


障害状況

メーカー:バッファロー   型番:HDL2-A2.0RT(1TB×2台構成、RAID0)
症状:アクセスできなくなった 障害状態:ディスクエラー


HDL2-A2.0RTを共用のディスクとして使っていました。

撮影した動画や編集データの一時的な保存場所として使っていたのですが、空き容量がほとんどなくなってきたので新しいものを買うかどうか相談していました。先日の話ですが、新しいデータをアップロードしようとしたときに、HDL2-A2.0RTがパソコン上から消えてしまっていました。ほかのパソコンや管理用のツールを利用して読み込ませることができないか試してみましたが、全く効果がありませんでした。カチカチというような音が特に聞こえているわけでもないので、大丈夫かと思いますが、まずは診断してください。よろしくお願いします。

 

対応内容

HDL2-A2.0RTの状態を確認したところ、2台とも正常に稼働している状態でした。RAIDデータ復旧専用機器に接続して状態の確認を行ったのですが、およそ2TB程度ある書き込み可能領域のなかで、空き領域が3MB程度しか残っていませんでした。データ的には見る限りで破損等はなかったので、データの確保を行い、復旧作業を完了いたしました。

作業結果


HDL2-A2.0RTより、95%以上のデータの復旧に成功しました。


担当者より


RAID機器にかかわらず、容量ギリギリまでデータの書き込みを行われると、HDD側で処理を行う領域がなくなってしまい、認識しないという事態が発生することがあります。今回のお客様は、データの保存場所だから、、、ということで、過去からのデータを相当量蓄積されていました。また、作業過程の一時データも保存されていたので、完成データから漠然と比較しても4倍程度の領域を作業過程のデータだけで占めている感じでした。一定の作業段階のデータをバックアップとして残しておくことは非常に重要ですが、容量的な問題で媒体をいつ追加するのかを決められたうえで、運用されるのがよろしいかと提案を行いました。

トラブルが起きてしまった場合、まずはフリーダイヤルよりご相談ください。自己流の対応を行うことで復旧できるはずのデータが復旧できなくなるかもしれません。

 

LANDISKその他のLANDISKのデータ復旧事例はこちら

データ復旧クイックマン

データ復旧クイックマン
大阪市中央区南船場2-12-10ダイゼンビル4F
https://www.quickman-pc.com/rescue/