データ復旧事例
ランサムウェアのご相談が急増中
今年に入りランサムウェアのご相談が急増しております。
ほぼ毎日のようにご相談を頂戴しておりますが、その多くは暗号化されたデータを取り戻したいというご相談です。
ランサムウェアの種類は昨年猛威を振るったzeptoやodinなどのLocky系から、xtlbやCERVER、更には1月に爆発した.walletまで多種に及んでおります。
昨年はまずはメールの添付ファイルを開いての感染というのが圧倒的でしたが、今年に入り改竄されたWEBページや不正な広告が表示されたページをみることによって感染したという報告が上がってきています。
更には一切人が操作を行わないサーバー機でも感染例が発生しており、ランサムウェアの感染ルートの多様化が著しいです。
こうなりますと既存のウイルス対策ソフトだけでは確実に守り切るというのは難しいと思われます。
複合的な対策が必要だと思われますので、対策をご希望の方はご相談ください。
また、感染してしまった場合は、復旧作業なども承ります。
ちなみにこの画像はランサムウェアに感染したPCから取得した身代金要求画面です。
タイプはCERVERウイルスになりますが、1.5ビットコインの要求になります。出だしがCERVERウイルスは当初1ビットコインでしたので、以前にくらべ要求額が高くなっているのがうかがえます。
5日以内に支払わないと金額を吊り上げるという脅しも書かれております。