昔作成したCDやDVDが見れない

 

家族の写真やビデオをCDやDVDに保存していらっしゃる方は多いかと思います。

そう勧めるCMもたくさんありましたし。

パソコンとデジカメの普及により気軽に写真をCD、DVDに保存できるようになったのはかなり革命的なできごとだったと思います。

ただ、数年ぶり、十数年ぶりに引っ張り出してきたアルバムCD、DVDをパソコンで読み込もうとしたところ、認識してくれない、読み込めないという事例をよく耳にします。

原因は様々でDVDのメディア自体が粗悪な製品であったり、書き込み能力の悪いDVDドライブで書き込んでいたり、更には直射日光に当たっていたり（DVDデータは直射日光で劣化します。）と色々考えられますが、どちらにしろ昔のアルバムを失いたくないという気持ちは一緒だと思います。

 

DVDのデータ復旧をご依頼頂きました。

 

パソコンで認識しないDVDのデータ復旧をご依頼頂きました。

昔から撮りためた写真や動画はDVDに保存していらっしゃったそうで、他のDVDは大丈夫だったんですがこの1枚のみパソコンで読み込めなかったそうです。

ただ、この1枚がご自身にとってかなり重要な1枚だそうで、なんとかデータを取り出せないかとのご依頼です。

 

DVDデータの復旧作業

 

前述のとおり、DVDメディアは様々な要因により劣化します。

ただ、元々はデータが書き込まれていたはずですのでその痕跡が残っている場合が多いです。

今回は専用の機材を使いそのデータの痕跡を解析、データの復旧作業をおこないました。

残念ながら一部欠損してしまったファイルもございますが、概ね復旧できたと思います。

 

普段、企業様の大事なデータの復旧をご依頼されることが多く、もちろんそれも重要な使命ではありますが、今回のような個人様の大切なアルバムを取り返すことも、私個人としては親近感があって、なんとかお力になりたいと思います。

 

ちなみに、、、

 

DVDは1週間ほど直射日光に当たるとデータを完全に失います。

そういう危険性があることはあまり周知されておらず、、、

もしアルバムなどにお使いの方は、昔を懐かしみながらDVDが読み込めるかご確認してみてはいかがでしょうか？