データ復旧事例

20年以上前に購入したメルコ製の外付けハードディスクからのデータ復旧(重度物理障害　山口県市宇部市　不動産業)

投稿日：2023.05.13 更新日：2023.05.13

メーカー：メルコ製（内蔵HDD：FUJITSU製）
型番：DUB2-GT40G（内蔵HDD：MPG3409AT
症状：異音が発生しデータが見れない
障害：重度物理障害
期間：1週間

※オプション料金別

お客様より

20年以上前に購入したハードディスクのデータが見れなくなりました。普段は使用していなかったのですが、過去の資料でどうしても必要なデータがありハードディスクをパソコンにつなげてみたところ、起動した際にカチカチと音がなりデータを見ることができません。データ復旧サービスを行っているところに何社か問い合わせを行いましたが、かなり古い物の為対応ができないといわれる業者もありました。クイックマンさんが一番復旧しそうだと感じたので依頼をしました。何とかデータの復旧をお願いします。

データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。

データ復旧クイックマンへのお問い合わせはフリーダイヤル０１２０-７７５－２００まで。

診断の結果

内蔵されているハードディスクを取り出し専用機器で診断をおこなった結果、お客様の申告通り通電時に異音が発生していおり専用機器でも正常に認識させることができない状態でした。ハードディスクの磁気ヘッドと呼ばれるデータの読み書きするパーツの損傷と推察されます。データ復旧を行う為には、磁気ヘッドの交換作業を伴う重度障害向けの処置が必要となります。

復旧作業にチャレンジです

交換する磁気ヘッドは、ドナーと呼ばれる同型番かつ一定の条件を満たしたハードディスクからのパーツ移植を行う必要があります。今回は20年以上前に製造されたハードディスクの為、ドナーハードディスクがなく調達を行う必要がありました。当社の提携先数社に確認を行った結果、ドナーハードディスクを所持している提携先が見つかりすぐに取り寄せを行いました。ドナーを入手した後、磁気ヘッドの交換作業を行ったところ専用機器上で認識させることができイメージの取得および解析作業を行うことでデータの復旧を行うことができました。

復旧作業の結果

復旧できたデータのリストお客様にご確認いただき、必要なデータが無事復旧できていることが確認できました。

担当技術者より

ハードディスクの重度障害ではドナーと呼ばれるパーツ交換用のハードディスクが必要となります。重度物理障害の95％以上は社内で常時保持しているパーツで対応可能ですが、今回のように調達をしないといけないことも稀にあります。クイックマンでは、中古パソコン販売業者様や機器回収業者様など10数社の提携先からスピーディーに調達を行うことができますので、古いハードディスクの重度障害もスピーディーに対応が可能です。