データ復旧事例
エレコム製NAS「NSR-MS2BLBシリーズ」1TB×2台構成からのデータ復旧(物理障害 大阪市西区 不動産業)
メーカー:エレコム
型番:NSR-MS2BLBシリーズ(1TB×2台構成)
症状:ネットワーク上に表示されない。データアクセス不能
障害:物理障害
期間:5日間
※オプション料金別
お客様より
会社で使用しているNAS機器にアクセスができなくなりました。毎日仕事で使用しているのでなるべく早くデータの復旧をしたいです。インターネットで調べたところ、今回の障害の発生したエレコム製のNSR-MS2BLBシリーズで実績のあり、大阪の店舗に持ち込むことのできるクイックマンを見つけ相談させていただきました。
データ復旧のご依頼・費用のご確認などお気軽にご相談ください。
診断の結果
内蔵されているハードディスク2台と取り出し専用機器で診断を行ったところ、2台中1台に不良セクタと呼ばれる読み取りのできない領域が発生していました。また、RAIDの構成を調べたところ、お客様の申告ではRADI1(ミラーリング)構成とのことでしたが、RAID0(ストライピング)構成になっていることが判明しました。データを復旧する為には、2台のハードディスク両方に記録されているデータが必要となります。物理障害での対応が必要と判断しました。
復旧作業にチャレンジです
不良セクタの発生しているハードディスクを専用機器で動作制御しクローン作業を実施しました。クローン作業は、障害の発生しているハードディスクに記録されている情報をセクタという単位で正常なハードディスkに書き写す作業となります。結果として、障害ハードディスクの99%以上の領域を正常に書き写すことのできたクローンハードディスクを作成することができました。クローンハードディスクと正常なハードディスクの2台でRAID0を仮想的に構築した所お客様のデータを確認することができました。
復旧作業の結果
取り出すことのできたデータをお客様にご確認いただいたところ、直近で必要な全てのデータが正常に復旧できているとのご判断をいただくことができ、無事ご納品させていただきました。
担当技術者より~RAID1(ミラーリング)にも注意点があります~
ハードディスク2台で構成されるハードディスクのほとんどは、以下2つのいづれかのRAIDで構成されています。
1)RAID1:ミラーリングとも呼ばれ2台中1台が故障しても正常稼働することができる。
2)RAID0:ストライピングとも呼ばれ高速でデータの読み書きができる代わりに2台中1台が壊れると全てのデータが見れなくなる。
昨今では、ミラーリングで使用されるユーザー様が圧倒的に多いですが、今回のお客様のようにミラーリングで使用されているつもりでいたが、実際はストライピングだったという方も意外と多くいらっしゃいます。設置時が最も重要ですので慎重に行っていただくことが必要と考えています。
まとめ
アクセス不可のエレコム製NAS「NSR-MS2BLBシリーズ」からでも、クイックマンならデータ復旧が可能です。まずは、フリーダイアルよりクイックマンまでご相談くださいますよう、よろしくお願いいたします。
【クイックマンからのお知らせ】
急ぎでデータが必要ということでデータ復旧のご相談をいただくことが増えてきています。
特に大阪市内の場合、出張費無料でのデータ復旧のご提供が可能です。
詳細は下記よりご確認ください。
データ復旧クイックマン 心斎橋本店大阪市中央区南船場2-12-10 ダイゼンビル4F |
データ復旧クイックマン 梅田大阪駅前店大阪市北区梅田1丁目1-1番3 大阪駅前第3ビル 2F |
(東急ハンズから長堀通沿いに東へ30秒) |
(大阪駅から地下街で直結、大阪駅真正面) |
嶌津 篤勝(しまづ あつかつ) |
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